7.2 convchk

convchkプログラムでは、指定したExtractグループについて、トレイル・ファイルを9桁から6桁のチェックポイント・レコードに変換します。

Windows、UNIXおよびLinuxの構文

convchk checkpoint_group trail_name (SEQLEN_9D | SEQLEN_6D) [-force]
checkpoint_group

トレイルを書き込むExtractグループ名。

trail_name

ADD EXTRAILまたはADD RMTTRAILコマンドで使用されたトレイルの相対名または完全修飾パス名。

seqlen_9d

順序の長さを9桁に設定します。これはデフォルトです。

seqlen_6d

順序の長さを6桁に設定します。

-force

オプションですが、お薦めしません。これは、Extractが正常に停止されなかった場合に使用できます。

レガシー・デプロイメントからMicroservicesデプロイメントに移行する場合、またはインストールを別の場所に再配置する場合

convchkを使用して、レガシー・デプロイメントからMicroservicesデプロイメントに移行することや、インストールを別の場所に移動することもできます。

構文:

convchk group trail path TRAILPATH | TRAILSOURCEPATH new trail path [-force]

SCN番号がオーバーフローした場合
Extractを19cにアップグレードした後、チェックポイント・フィールドのサイズを32ビットから64ビットに変更する必要があります。このフィールドはOracle Classic Extractでのみ使用されますが、すべてのデータベースのExtractチェックポイントにこのフィールドが存在します。
チェックポイント・ファイルをダウングレードして古いExtractを使用する必要がある場合のために、convchkプログラムの更新が提供されています。次の構文を使用します。
構文:
convchk extract group name RESETLOGSSCNSIZE [(32BIT | 64BIT)] 
ユーザーがRESETLOG SCNのサイズに32ビットまたは64ビットのいずれも指定しない場合、チェックポイントは更新されず、現在のRESETLOGS SCNのサイズが表示されます。ユーザーがRESETLOGS SCNのサイズを指定した場合、チェックポイントは指定したサイズに変換されます。