7 Oracle GoldenGateプログラム

この章では、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iプラットフォームのネイティブ・コマンドラインから直接発行されるプログラムについて説明します。

このドキュメントの目的上、IBM i PASE環境から発行するプログラムはUNIXコマンドとみなされます。

IBM iプラットフォームでは、これらのプログラムはOracle GoldenGateインストール・ライブラリに格納されているため、PASE環境から発行せずに使用できます。このサポートにより、SBMJOBなどの一般的なジョブ発行ツールを使用してOracle GoldenGate製品を操作することが可能になります。バッチに送信されると、出力はスプール・ファイルに書き込まれ、ジョブ・メッセージおよび例外のみがジョブ・ログに書き込まれます。一般的なインストールにおいては、バッチ送信コマンドにQPRINT出力スプール・ファイルとjoblogスプール・ファイルの両方が含まれています。

IBM CLIからネイティブ・プログラムを使用するには、Oracle GoldenGateインストール・ライブラリをライブラリ・リストに追加するか、OGGLIB/GGSCIのような修飾名を介して明示的にそれを参照する必要があります。コマンドの実行中、現在のディレクトリがOracle GoldenGateインストール・ディレクトリに設定され、Oracle GoldenGateコマンドを操作するためにすべての適切な環境変数が設定されます。したがって、パスを取ることができるパラメータのパスは、絶対パス名か、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリに基づく相対パス名のいずれかとして指定できます。IBM i CLIプログラムのOTHERSパラメータは、IBM i CLIプログラムによって明示的に公開されていない他のパラメータを指定可能にするために使用されます。たとえば、ExtractにREPORTFILEおよびPROCESSIDを指定する場合は、次の構文を使用します。

EXTRACT PARAMFILE('dirprm/myext.prm') OTHERS(REPORTFILE 'dirrpt/myext.rpt' PROCESSID myext)

ノート:

通常、ExtractおよびReplicatはGGSCIから実行する必要がありますが、特定の初期ロード手順など状況によっては、オペレーティング・システムのコマンドラインから実行する必要があります。

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