7.4 extract
extract
では、Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンドラインからExtractプログラムを実行します。extract
プログラムは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。
Windows、UNIXおよびLinuxの構文
extract paramfileparameter_file
[atcsnCSN
| aftercsnCSN
] [initialdataload] [pauseatend | nopauseatend] [processidPID
][reportfile
report_file
]
-
extract
-
このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。
-
paramfile
parameter_file
-
必須です。実行するExtractプログラムのパラメータ・ファイルの相対パス名または絶対パス名を指定します。デフォルトの場所は、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリの
dirprm
サブディレクトリです。 -
atcsn
CSN
| aftercsn
CSN
-
指定したコミット順序番号(CSN)またはその後からプロセスを開始します。
-
initialdataload
-
ターゲットへの初期ロードをサポートするためにExtractを実行してすべてのデータ・レコードをソース・データベースから直接抽出します。
-
pauseatend | nopauseatend
-
(Windowsのみ)プロセスが停止した場合、Oracle GoldenGateユーザーはコンソール出力を参照し、任意のキーを押してクリアする必要があります。また、プロセスが正常終了したか異常終了したかも示します。
-
processid
PID
-
プロセスの名前。この名前は、パラメータ・ファイル内の
EXTRACT
パラメータに指定された名前と一致している必要があります。英数字の1語を使用してください。IBM iで使用する場合、この名前(最初の10文字まで)がIBM iジョブ・リスト内のジョブ名として使用されます。 -
reportfile
report_file
-
指定したレポート・ファイルにコマンド出力を送信します。
reportfile
オプションを指定しない場合、コマンド出力は画面に表示されます。デフォルトは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリのdirrpt
サブディレクトリです。
親トピック: Oracle GoldenGateプログラム