7.5 インストール

Linux、UNIX、WindowsまたはIBM iオペレーティング・システムのコマンド・ラインからinstallプログラムを使用して、次の操作を実行します。

  • Windows Event Managerに表示されるように、イベント・メッセージを(レジストリに)インストールします。

  • Oracle GoldenGate ManagerプログラムをWindowsサービスとしてインストールします。

installプログラムはOracle GoldenGateインストール・ディレクトリまたはライブラリにインストールされます。

デフォルトでは、Managerサービスはシステムの起動時に自動的にインストールされ、開始されます。これは、MANUALSTARTオプションを指定することで変更できます。

また、イベント・メッセージとManagerサービスの削除にもインストールを使用できます。

イベント・メッセージとManagerプログラムを、サービスとしてインストールすることをお薦めします。次に例を示します。

install item [item...] 

このコマンドで、itemaddevents | deleteevents addservice | deleteservice autostart | manualstartと次のユーザー資格証明のいずれかになります。

ADDEVENTS

Oracle GoldenGateイベントを追加します。デフォルトでは、記録されたエラーは汎用的です。ユーザー名とプロセス、パラメータ・ファイル名、エラー・テキストなど、特定のコンテンツを表示するには、category.dllファイルとggsmsg.dllファイルをインストール・ディレクトリからSYSTEM32ディレクトリにコピーします。

DELETEEVENTS

レジストリからOracle GoldenGateイベントを削除します。

ADDSERVICE

GGSMGR (デフォルト)という名前またはGLOBALSファイルで指定した名前のWindowsサービスとして、Managerプログラムを追加します。インストール・ディレクトリにGLOBALSをテキスト・ファイル(大文字、ファイル拡張子なし)で作成し、MGRSERVNAMEパラメータでサービス名を指定して、インストールを実行します。

MGRSERVNAME service name>
DELETESERVICE

Oracle GoldenGate Managerサービスを削除します。

AUTOSTART

ADDSERVICEを使用すると、サービスの開始をシステムの起動時に指定します(デフォルト)。

MANUALSTART

ADDSERVICEを使用すると、サービスの開始がユーザーのリクエスト時のみに指定されます(GGSCIまたはコントロール パネルの「サービス」アプレット経由で)。デフォルトでは、Managerサービスはシステムの起動時に開始されます。ADDSERVICEを使用すると、Managerプログラムを対話型のWindowsサービスとして追加します。

USER specification

Managerを実行するユーザー名を指定します。specificationには、ドメイン名、バックスラッシュ、ユーザー名を含めます。たとえば、HEADQT\GGSMGRのようにします。

PASSWORD password

Managerサービスを実行するUSERのユーザー名とパスワードを指定します。パスワードは二重引用符で囲んでリストされている必要があります。

WAITFORSERVICE service name

Managerサービスを開始する前に待機する必要があるサービスを指定します。サーバー名にスペースを含めることはできません。サーバー名はWindows Service Managerアプレットから取得できます。

install.exe addservice addevents user hostname\oggmgr password "123abc" waitforservice MSSQL$SQL2008R2