1.38 CRYPTOENGINE

適用対象

GLOBALS

説明

CRYPTOENGINEでは、セキュリティ・プリミティブの実装を提供するために、Oracle GoldenGateプロセスで使用する暗号化ライブラリを選択します。

構文

CRYPTOENGINE (CLASSIC | FIPS140 | NATIVE) 
CRYPTOENGINE 

セキュリティ・プリミティブの実装を提供するために、OGGプロセスで使用する暗号化ライブラリを選択します。

CLASSIC

FIPS-140拡張のないOracle NNZ セキュリティ・フレームワークを使用します。

FIPS140

Oracle NNAセキュリティ・フレームワークを使用しますが、FIPS-140-2準拠バージョンのRSA MES共有ライブラリで拡張されます。

NATIVE

これが使用可能なプラットフォームでは、CPU暗号化プリミティブを効率的に利用するネイティブ・ライブラリが使用され、トレイルおよびTCP暗号化の使用時に製品のスループットが向上します。 現在、IntelのIPPライブラリのバージョン9.0は、Linux.x64およびWindows.x64に使用されます。他のすべてのプラットフォームはCLASSICの動作に戻ります。 

Oracle GoldenGateでFIPS140-2準拠の暗号化が使用されるにようにするには、次のようにします。

CRYPTOENGINE FIPS140

このパラメータを変更、追加または削除した場合は、GLOBALSパラメータのように、すべてのOracle GoldenGateプロセス(Managerを含む)を再起動する必要があります。