1.77 GETTRUNCATES | IGNORETRUNCATES

適用対象

ExtractおよびReplicat

説明

GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESパラメータでは、Oracle GoldenGateが表切捨て操作を処理するかどうかを制御します。デフォルトでは、切捨て操作はソースでの取得やターゲットへのレプリケーションが行われません。

GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、表に固有です。一方のパラメータは、もう一方のパラメータが見つかるまで、それ以降のすべてのTABLEまたはMAP文に有効です。

調整Replicat構成では、切捨ては、バリア・トランザクションを行うスレッドによって常に処理されます。

サポートされるデータベース

  • GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、Oracle Database、MySQL、DB2 LUW、PostgreSQLおよびDB2 for iのExtractでサポートされます。

  • GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESは、Oracle Database、SQL Server、DB2 for i、DB2 LUW、DB2 z/OS、MySQL、Teradata、PostgreSQLおよびTimesTenのReplicatでサポートされます。

ノート:

DB2 z/OSのGETTRUNCATESIGNORETRUNCATESは、TRUNCATE IMMEDIATE操作にのみ有効です。IMMEDIATE修飾子のないTRUNCATESは、DB2のログではDROP FROMコマンドとして表示されるため、GETTRUNCATESおよびIGNORETRUNCATESにかかわらず処理されます。

DB2 LUWの制約事項

  • DB2 LUWではTRUNCATEコマンドがサポートされていないため、ReplicatはNULL (空白)ファイルからIMPORT REPLACEを実行することによって、切捨て操作をレプリケートします。

Oracleの制約事項

  • Oracle GoldenGateでは、Oracle TRUNCATE TABLEコマンドはサポートされていますが、TRUNCATE PARTITIONはサポートされていません。完全なOracle GoldenGate DDLレプリケーション・サポートの一部として、TRUNCATE PARTITIONをレプリケートできます。

  • データベースは空の表の切捨て操作のログを取らないため、これらの操作はOracle GoldenGateに取得されません。この目的には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。

  • データベースは空のパーティションに対する切捨て操作のログを取らないため、表に空のパーティションが含まれている場合、Oracle GoldenGateはTRUNCATE TABLEを確実に処理できません。GETTRUNCATESは、パーティション化された表で使用しないでください。空のパーティションを含む可能性がある表に対する切捨て操作の取得には、Oracle GoldenGateのDDLサポートを使用できます。

PostgreSQLの制限事項

Oracle GoldenGate取得は、PostgreSQLバージョン11以降からGETTRUNCATESをサポートしています。

デフォルト

IGNORETRUNCATES

構文

GETTRUNCATES | IGNORETRUNCATES