1.106 MAPEXCLUDE
適用対象
Replicat
説明
MAPEXCLUDE
パラメータとMAP
パラメータでは、ワイルドカード指定からソース表と順序を明示的に除外します。特定のMAP
文について複数のMAPEXCLUDE
文を指定できます。
MAPEXCLUDE
が評価された後で、関連するMAP
パラメータが評価されます。したがって、それらの出現順序による違いはありません。
ワイルドカードを使用するときは、すべてのオブジェクトを除外して処理対象がなくならないように注意してください。たとえば、次の例ではcat1
から何も取得されません。
MAP cat1.schema*.tab*, TARGET schema*.tab*; MAPEXCLUDE cat1.*.*
EXCLUDEWILDCARDOBJECTSONLYパラメータも参照してください。
ワイルドカードの解決のデフォルトはWILDCARDRESOLVE DYNAMIC
です。このため、MAPEXCLUDE
で除外される表の名前が変更されて、ワイルドカードを満たすようになると、そのデータが取得されます。DYNAMIC
設定により、ワイルドカードを満たす新しい表名が検出されるとすぐに解決され、Oracle GoldenGate構成に組み込まれます。詳細は、「WILDCARDRESOLVE」を参照してください。
デフォルト
なし
構文
MAPEXCLUDE [container
.]owner
.{table
|sequence
}
-
container
. -
3つの部分からなる名前を必要とするソース・データベースの場合は、除外するオブジェクトを含むOracleコンテナの名前またはワイルドカードを指定します。
-
owner
-
除外するオブジェクトの所有者(スキーマなど)の名前またはワイルドカードを指定します。
-
table
|
sequence
-
除外するソース・オブジェクトの名前またはワイルドカード指定。オブジェクト名やワイルドカードを正しく指定するには、『Oracle GoldenGateの管理』を参照してください。
例1
この例では、tab
で始まるスキーマtest
を持つカタログpdb1
とソース表pdb2.fin.acct
はトレイル・ファイルから除外されます。
MAPEXCLUDE pdb1.test.tab* MAP pdb1.*.*, TARGET *.*; MAPEXCLUDE pdb2.fin.acct MAP pdb2.*.*, TARGET *.*;
例2
次の例では、pdb
で始まるすべてのソース表をカタログから除外します。つまり、すべての表をpdb1
、pdb2
、pdb3
などから除外します。
MAP pdb1.*.*, TARGET *.*; MAP pdb2.*.*, TARGET *.*; MAPEXCLUDE pdb1.test.tab* MAPEXCLUDE pdb*.*.* MAPEXCLUDE pdb2.fin.acct
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ