1.133 REPLACEBADCHAR
適用対象
ExtractおよびReplicat
説明
REPLACEBADCHAR
パラメータでは、文字型の列をマップするときに有効なコード・ポイントがソースまたはターゲットの文字セットのいずれにも存在しない場合、プロセスのレスポンスを制御します。デフォルトでは、無効なコード・ポイントの確認はソース・データベースとターゲット・データベースの文字セットが異なる場合のみ実行され、デフォルト・レスポンスは異常終了です。ソース・データベースとターゲット・データベースの文字セットが同じ場合に無効なコード・ポイントの確認をプロセスに強制する場合は、FORCECHECK
オプションを使用できます。REPLACEBADCHAR
はグローバルに適用されます。
デフォルト
ABORT
構文
REPLACEBADCHAR {ABORT | SKIP | ESCAPE | SUBSTITUTE string
| NULL | SPACE} [FORCECHECK] [NOWARNING]
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ABORT
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プロセスは、無効なコード・ポイントで異常終了します。これはデフォルトです。
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SKIP
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無効なコード・ポイントを持つレコードをスキップします。レコードのスキップがターゲットでのデータ不一致の原因になる可能性があるため、このオプションは慎重に使用してください。
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ESCAPE
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データ値をエスケープ・バージョンのデータ値に置換します。ソース・データベースの文字セットに応じて、値は次のいずれかとして出力されます。
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ソース・データが
UTF-16
(NCHAR
/NVARCHAR
)でない場合、出力は16進(\xXX
)です。 -
ソース・データが
UTF-16
の場合、出力はUnicode (\uXXXX
)です。
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SUBSTITUTE
string
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データをUnicode表記法または4文字以下の指定された文字列に置換します。デフォルトでは、ターゲット文字セットのデフォルト置換文字が置換に使用されます。
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NULL
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ターゲット列がNull値可能である場合は無効な文字を
NULL
値に置換し、それ以外の場合は空白(U+0020)を割り当てます。 -
SPACE
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無効な文字を空白(U+0020)に置換します。
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FORCECHECK
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ソース・データベースおよびターゲット・データベースの文字セットが同一の場合、無効なコード・ポイントをチェックします。このオプションはデフォルトより優先されます。デフォルトでは、ソースおよびターゲットの文字セットが同一の場合、検証はスキップされます。
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NOWARNING
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変換エラーおよび検証エラーに関連する警告メッセージを抑止します。
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ