1.173 TRAILCHARSET

適用対象

Replicat

説明

ノート:

このパラメータはSOURCECHARSETパラメータに置き換えられていますが、下位互換性のため既存のパラメータ・ファイル内に引き続き保持される可能性があります。

TRAILCHARSETパラメータでは、トレイルが11.2.1.0.0より前のバージョンのExtractによって書き込まれる場合に、ソース・データの文字セットを指定します。以前のバージョンでは、ソース文字セットはトレイルに格納されていません。

TRAILCHARSETが使用されている場合、文字型の列をターゲットの文字セットに変換する際、Replicatは、指定された文字セットをソース文字セットとして使用します。TRAILCHARSETの文字セットを使用する際、Replicatは警告メッセージを表示します。

デフォルトでは、Replicatは文字セットの変換を行います。この機能は、CHARSETCONVERSIONパラメータ(デフォルト)およびNOCHARSETCONVERSIONパラメータで制御されます。TRAILCHARSETを使用する場合、NOCHARSETCONVERSIONは使用できません。

デフォルト

オペレーティング・システムの文字セット

構文

TRAILCHARSET source_charset [, REPLACEBADCHAR];
source_charset

ソース・データベースのICU文字セット識別子またはOracle文字セット識別子。Oracleデータベースでは、Replicatパラメータ・ファイルのSETENVパラメータのNLS_LANGに指定された文字セットに変換する場合、Oracle GoldenGateはOracle識別子を対応するICU識別子に変換します。

REPLACEBADCHAR

変換が失敗した場合にReplicatが異常終了しないようにします。失敗した文字は、各ターゲット文字セットの置換文字に置換されます。置換文字は、文字セットごとにあらかじめ定義されています。

例1   
TRAILCHARSET ISO-8859-9;
例2   
TRAILCHARSET windows-932, REPLACEBADCHAR;
例3   
TRAILCAHRSET EUC-CN;