8.2.4 メトリック・データとアラート
メトリック・データとは、頻繁に変更されるデータの集合のことです。メトリック・データに対してアラートを作成できます。Oracle GoldenGateには、ターゲット・タイプごとに事前定義済のメトリック・タイプとデフォルトの収集時間が用意されています。
ターゲットのメトリック・データを表示するには、「ターゲット」ドロップダウンをクリックして「モニタリング」を選択し、「すべてのメトリック」をクリックします。Oracle GoldenGate ExtractターゲットまたはReplicatターゲット(あるいはその両方)のメトリック・データを次に示します。
- チェックポイントの位置
- 名前
- ステータス
- 開始時間
- ファイルの終わり
- ラグ(秒)
- 挿入の合計
- 挿入差分
- 削除の合計
- 削除差分
- 切捨ての合計
- 切捨て差分
- 操作の合計
- 操作差分
- 秒当たりの操作差分
- 実行済DDLの合計
- 実行済DDL差分
- 破棄の合計
- 破棄差分
- 無視の合計
- 無視差分
- 最後のOGGチェックポイントのタイムスタンプ
- 最後の処理のタイムスタンプ
- 行フェッチ試行差分
- 行フェッチ失敗差分
- 行フェッチ失敗合計
メトリック・データの詳細は、ExtractおよびReplicatを参照してください。収集されたメトリック・データは管理リポジトリに保存され、各ターゲットの事前定義済のしきい値と比較されます。しきい値に達すると、アラートが生成されます。インシデントは、ターゲットの各ホームページに表示されます。
親トピック: イベント、アラートおよびインシデントの管理