2.2 サポートされているターゲット・タイプ
2.2.1 クラシックでサポートされているターゲット・タイプ
- Oracle GoldenGate
Oracle GoldenGateターゲット・タイプは、Oracle GoldenGateクラシック・インスタンスを表します。これは、Manager、ExtractおよびReplicatターゲットの親ターゲットです。 - ExtractおよびReplicat
「Extract」ページでExtractの詳細なメトリック、ログおよびExtractの構成を表示したり、「Replicat」ページでReplicatの詳細なメトリック、ログおよびReplicatの構成を表示できます。 - Manager
Managerプロセスは、クラシック・インスタンス内のOracle GoldenGateプロセスをすべて制御します。このロールには、エージェントに渡される、クリティカルな監視イベントに関する情報を生成することも含まれます。Replicat、ExtractおよびManagerのターゲット・タイプの場合は、起動、停止、強制終了および再開アクションでプロセスを制御できます。
親トピック: サポートされているターゲット・タイプ
2.2.1.1 Oracle GoldenGate
Oracle GoldenGateターゲット・タイプは、Oracle GoldenGateクラシック・インスタンスを表します。これは、Manager、ExtractおよびReplicatターゲットの親ターゲットです。
Oracle GoldenGateターゲットには、初期ロード・プロセスを除いたOracle GoldenGateで使用可能なすべてのプロセスの総合ステータスが表示されます。このターゲットの総合ステータスがどのように機能するかを示す例を次に示します: Oracle GoldenGateに、ExtractおよびReplicatプロセスが5つ、初期ロード・プロセスが2つあり、そのうち2つのみがOracle Enterprise Managerで検出および昇格されます。つまり、Oracle GoldenGateプロセスのサブセットがEnterprise Managerでモニターされています。ただし、Oracle GoldenGateターゲットには、Oracle GoldenGateで使用可能なすべてのプロセスの総合ステータスが表示され、Enterprise Managerでモニターされているプロセスのステータスのみが表示されるわけではありません。
- GoldenGate Monitorエージェント
GoldenGate Monitorエージェントは、Oracle GoldenGateインスタンスに接続しているGoldenGate Monitorエージェントを表します。
親トピック: クラシックでサポートされているターゲット・タイプ
2.2.1.1.1 GoldenGate Monitorエージェント
GoldenGate Monitorエージェントは、Oracle GoldenGateインスタンスに接続しているGoldenGate Monitorエージェントを表します。
他のメトリックのバージョンおよび詳細は、Oracle GoldenGateターゲット・ページに表示されます。
このトピックでは、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-in ClassicインスタンスのGoldenGate Monitorエージェントのプロセスについて説明します。
メトリック | 説明 |
---|---|
GoldenGate Monitorエージェントのステータス | 上矢印は、Golden Gateエージェントが起動して実行中であることを示します。下矢印は、Golden Gateエージェントが停止しているか、使用不可になっていることを示します。
インシデントとアラートを設定する場合、1は稼働中を表し、2は停止を表します。 |
WebService可用性 |
Oracle GoldenGateのWebserviceが稼働中かどうかを示します。 0は停止ステータス、1は稼働中ステータスを表します。 このメトリックは、Oracle GoldenGate Monitorエージェントのリリース12.2.1.2.210930以降でのみ使用可能です。 |
ホスト名 | GoldenGate Monitorエージェント・ホストの名前を表示します。 |
エージェント・ポート | GoldenGate Monitorエージェントのプロセスが実行中のポートを示します。 |
ユーザー名 |
Monitorエージェントに接続するユーザー名を表示します。 |
エージェントのバージョン |
GoldenGate Monitorエージェントのバージョンを示します。 このメトリックは、GoldenGate Monitorエージェント12.2.1.2.210930バージョン以降でのみ使用可能です |
エージェント開始時間 |
1970年1月1日00:00:00 GMTからOracle GoldenGate Monitorエージェントの開始時間までの時間をミリ秒単位で表示します。 このメトリックは、Oracle GoldenGate Monitorエージェント12.2.1.2.210930バージョン以降でのみ使用可能です。 |
インストール・パス |
Oracle GoldenGate Monitorエージェントの実行可能ファイルを含むディレクトリを表示します。これはOracle GoldenGate Monitorエージェントのインストールのホーム・ディレクトリです。 このメトリックは、GoldenGate Monitorエージェント12.2.1.2.210930バージョン以降でのみ使用可能です。 |
構成パス |
Oracle GoldenGate Monitorエージェントの構成プロパティの場所を示します。 このメトリックは、Oracle GoldenGate Monitorエージェント12.2.1.2.210930バージョン以降でのみ使用可能です。 |
親トピック: Oracle GoldenGate
2.2.1.2 ExtractおよびReplicat
「Extract」ページでExtractの詳細なメトリック、ログおよびExtractの構成を表示したり、「Replicat」ページでReplicatの詳細なメトリック、ログおよびReplicatの構成を表示できます。
詳細は、ExtractおよびReplicatターゲット・タイプと、ExtractおよびReplicatを参照してください。
親トピック: クラシックでサポートされているターゲット・タイプ
2.2.1.3 マネージャ
Managerプロセスは、クラシック・インスタンス内のOracle GoldenGateプロセスをすべて制御します。このロールには、エージェントに渡される、クリティカルな監視イベントに関する情報を生成することも含まれます。Replicat、ExtractおよびManagerのターゲット・タイプの場合は、起動、停止、強制終了および再開アクションでプロセスを制御できます。
このトピックでは、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-in ClassicインスタンスのManagerプロセスについて説明します。
メトリック | 説明 |
---|---|
ホスト名 |
ホスト・システムの名前を示します。 有効な値: ホストの完全修飾DNS名またはそのIPアドレス |
マネージャ・ポート |
インスタンスのManagerプロセスがそのローカル・システムで実行しているポートを示します。デフォルトのポート番号は7809ですが、このManagerに別のポートを指定することもでき、Managerパラメータ・ファイルの表示またはGGSCIのINFO MANAGERコマンドの発行(Managerが実行中の場合)により識別することができます。 有効な値: Managerパラメータ・ファイルに指定した、Managerプロセスのポート番号 |
開始時間 |
起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。 有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒) |
バージョン |
選択したOracle GoldenGateインスタンスが表すOracle GoldenGateのバージョンを示します。 有効な値: X.x.x (メジャー、マイナーおよびメンテナンス・バージョン・レベル)、11.1.1など |
作業ディレクトリ |
選択したOracle GoldenGateインスタンス用のManagerの実行可能ファイルを含むディレクトリを示します。これはOracle GoldenGate のインストールのホーム・ディレクトリです。 有効な値: ディレクトリのフル・パス名 |
親トピック: クラシックでサポートされているターゲット・タイプ
2.2.2 Microservicesでサポートされているターゲット・タイプ
- 管理サーバー
「管理サーバー」ページを使用すると、ExtractおよびReplicatプロセスを管理したり、それらのプロセスのメトリックをモニターできます。 - ExtractおよびReplicat
「Extract」ターゲット・ページと「Replicat」ターゲット・ページでは、それぞれのOracle GoldenGateプロセスのメトリックの表示、それらのメトリックに対するアラートの設定、ログおよび構成ファイルの表示、履歴傾向のモニターを行うことができます。 - サービス・マネージャ
「サービス・マネージャ」ページには、すべてのOracle GoldenGate Miscroservices Architectureデプロイメントがリストされます。「サービス・マネージャ」ページから、管理サーバー、レシーバ・サーバーおよび分散サーバーのターゲットにアクセスできます。複数のデプロイメントがある場合は、「デプロイメント」ドロップダウン・リストを使用してフィルタ処理することもできます。 - デプロイメント
各デプロイメントについて表示できる詳細は次のとおりです。 - 分散サーバー
「分散サーバー」には、分散パスと、各パスの詳細(ステータス、データ移動に要した時間、ソース・パスおよびターゲット・パスの詳細、データベース名など)が表示されます。 - 受信サーバー
「受信サーバー」には、受信パスと、各パスの詳細(ステータス、データ移動に要した時間、ソース・パスおよびターゲット・パスの詳細、データベース名など)が表示されます。
親トピック: サポートされているターゲット・タイプ
2.2.2.2 ExtractおよびReplicat
「Extract」ターゲット・ページと「Replicat」ターゲット・ページでは、それぞれのOracle GoldenGateプロセスのメトリックの表示、それらのメトリックに対するアラートの設定、ログおよび構成ファイルの表示、履歴傾向のモニターを行うことができます。
次の表に、ExtractおよびReplicatプロセスのモニターに使用されるメトリックを示します。デフォルトでは、メトリックは60秒ごとにターゲットからフェッチされます。ただし、フェッチ頻度は変更できます。
メトリック | 説明 |
---|---|
チェックポイントの位置 |
ExtractおよびReplicatに有効 ExtractまたはReplicatによりディスクに保存された最新のチェックポイントのコンポジット表現を示します。この値は、属性が公開され、チェックポイントが保存された直後に、監視エージェントにより取得されます。 Extractは読取りおよび書込みチェックポイントを作成し、Replicatは読取りチェックポイントのみを作成します。コンポジット・チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントは、トランザクション・ログまたは証跡(プロセス、および読取りチェックポイントか書込みチェックポイントかによる)内のレコードのRBA (相対バイト・アドレス)と、レコードが含まれるログまたは証跡ファイルの順序番号から構成されます。複数のデータ・ソース・ログ・ファイル内の一連の読取りチェックポイント(Oracle Real Application ClusterからのExtractなど)、または複数の書込みチェックポイント(複数の証跡ファイルを含むExtract構成内など)、およびその両方が存在する可能性があります。 有効な値: データベースによって使用するログ内のレコードの位置の表現は異なります。そのため、チェックポイントの位置は、数値ではなく、UTF8でエンコードされたテキスト文字列として公開されます。チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントに対し、GGSCI SEND group-name STATUSコマンドで返される、次のものが示されます。
|
削除差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理されたDELETE操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
破棄差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理されたDISCARD操作を示します。 有効な値: 正の整数。 |
実行済DDL差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された実行済のデータ定義言語(DDL)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
無視差分 |
Extractに有効 最後にフェッチされた値以降の、エラーの間無視するように構成されたデータ操作言語(DML)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
挿入差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理されたデータ操作言語(DML)のINSERT操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
秒当たりの操作差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された操作の数(毎秒)を示します。 有効な値: 正の整数 |
操作差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、データ定義言語(DDL)とデータ操作言語(DML)のINSERT、UPDATE、DELETEおよびTRUNCATE操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ試行差分 |
Extractに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された行フェッチ試行の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ失敗差分 |
Extractに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された行フェッチ失敗の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
切捨て差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理されたTRUNCATE操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
更新差分 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後にフェッチされた値以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理されたUPDATE (主キーの更新を含む)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
ファイルの終わり |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したプロセスがデータ・ソース(トランザクション・ログまたは証跡ファイル)からの入力の最後に到達したかどうかを示します。 有効な値: ノート: ファイルの終わりメトリックの値0は、FALSE を意味します。アラート・テンプレートの場合は、格納されたメトリック値0および1を使用してください。0はFALSE 、1はTRUE を意味します。
ノート: アラート・テンプレートの場合は、格納されたメトリック値をミリ秒単位(UNIXエポック基準)で、last_checkpoint_ts、last_processed_ts、last_operation_ts、start_time、last_checkpoint_ts、last_processed_ts、last_operation_tsおよびstart_timeの各メトリックに使用してください。 |
ラグ(秒) |
ExtractおよびReplicatに有効 最後の操作のタイムスタンプと最後の処理のタイムスタンプ間の時間差異を示します。この属性は、Oracle GoldenGateプロセスとそのデータ・ソース間の実際のラグを表します。このラグの値は、GGSCIコマンド 有効な値: ラグ時間(秒) |
最終チェックポイント・タイムスタンプ |
ExtractおよびReplicatに有効 プロセスにより最後のチェックポイントが書き込まれた時間を示します。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2011 09:36:32 AM。 |
最終操作タイムスタンプ |
ExtractおよびReplicatに有効 トランザクション・ログに記録されたとおり、操作(INSERT、UPDATE、DELETE)がデータ・ソースでコミットされた時間を示します。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2011 09:36:32 AM |
最後の処理のタイムスタンプ |
ExtractおよびReplicatに有効 有効なレコードが選択したプロセスに返された時間を示します。Extractの場合、この時間値は、コンテナ・トランザクションがコミットした後でレコードが処理されるときに割り当てられます(レコードがトランザクション・ログから読み取られるときではありません)。データ・ポンプまたはReplicatの場合、この時間値はすぐに返されます。証跡内のすべてのトランザクションがコミットされているとわかっているからです。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2011 09:36:32 AM |
メッセージ |
ExtractおよびReplicatに有効 メッセージには次のものが含まれます。
|
名前 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したオブジェクトの名前。 有効な値: Oracle GoldenGateモニター・インタフェースに表示されるオブジェクトの名前。 |
最後のOGGチェックポイント以降の秒数 |
ExtractおよびReplicatに有効 最後のOGGチェックポイント以降の時間(秒)。 |
開始時間 |
ExtractおよびReplicatに有効 起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。 有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒) |
ステータス |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したプロセスの実行ステータスを示します。
ノート: メトリック・ステータスのアラートは数値に設定されます。メトリック・アラートの設定の詳細は、ExtractおよびReplicatのメトリック・アラートおよびインシデントの設定を参照してください。 |
削除の合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
破棄の合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで破棄された操作の合計数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。 有効な値: 正の整数。 |
実行済DDLの合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ定義言語(DDL)操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
無視の合計 |
Extractに有効 現在の実行セッションのプロセスにより無視された、データ操作言語(DML)の合計数を示します。エラーは無視の合計メトリックに含まれます。 有効な値: 正の整数 |
挿入の合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。ノート: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
操作の合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ定義言語(DDL)とデータ操作言語(DML)のINSERT、UPDATE、DELETEおよびTRUNCATE操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ試行合計 |
Extractに有効 選択したプロセスにより現在の実行セッションで実行された行フェッチの合計数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ失敗合計 |
Extractに有効 選択したプロセスにより現在の実行セッションで実行できなかった行フェッチの合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
切捨ての合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。ノート: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
更新の合計 |
ExtractおよびReplicatに有効 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。ノート: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
2.2.2.3 サービス・マネージャ
サービス・マネージャページには、すべてのOracle GoldenGate Miscroservices Architectureデプロイメントがリストされます。「サービス・マネージャ」ページから、管理サーバー、レシーバ・サーバーおよび分散サーバーのターゲットにアクセスできます。複数のデプロイメントがある場合は、「デプロイメント」ドロップダウン・リストを使用してフィルタ処理することもできます。
- サービス名: サービスの名前。たとえば、
distsrvr:8062
です - サービス・タイプ(管理サーバー、分散サーバー、パフォーマンス・メトリック・サーバー、レシーバ・サーバーなど)
- ポート - ポート番号
- ステータス - サービス・タイプのステータスです。
2.2.2.4 デプロイメント
各デプロイメントについて表示できる詳細は次のとおりです。
詳細 | 説明 |
---|---|
ステータス |
ターゲット・デプロイメントのステータス。たとえば、「実行中」です。 |
GoldenGateホーム |
ホスト・コンピュータに作成されるOracle GoldenGateホームは、製品をインストールするために選択したディレクトリです。この読取り専用ディレクトリには、製品のバイナリ、実行可能ファイルおよびライブラリ・ファイルが格納されます。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_install_location です。
|
GoldenGate Etcホーム |
パラメータ・ファイルを含め、デプロイメント構成ファイルが格納される場所。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_deployment_location/etc です。
|
GoldenGate構成ホーム |
各デプロイメント情報および構成アーティファクトが格納される場所。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_deployment_location/etc/conf です。
|
GoldenGate SSLホーム |
各デプロイメント・セキュリティ・アーティファクト(証明書、ウォレット)が格納される場所。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_deployment_location/etc/ssl です。
|
GoldenGate Varホーム | 各デプロイメント・ロギングおよびレポート処理アーティファクトが格納される場所。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_deployment_location/var です。
|
GoldenGateデータ・ホーム | 各デプロイメント・データ・アーティファクト(証跡ファイル)が格納される場所。デフォルトのディレクトリ・パスは、/ogg_deployment_location/var/lib/data です。
|
サービス・マネージャが管理 | デプロイメントがサービス・マネージャによって管理されるかどうかを示します。
有効な値: trueまたはfalse。 |
2.2.2.5 分散サーバー
「分散サーバー」には、分散パスと、各パスの詳細(ステータス、データ移動に要した時間、ソース・パスおよびターゲット・パスの詳細、データベース名など)が表示されます。
パスの詳細 | 説明 |
---|---|
分散サーバーのパス名 |
分散サーバーのパス名 |
ステータス |
分散サーバーのステータス。有効な値は次のとおりです。
|
処理のラグ |
ソースからターゲットへのデータの移動に要した時間(秒)。 |
ソース |
分散サーバーの完全パス名 |
ターゲット |
受信サーバーの完全パス名 |
DB名 | Extractターゲットがデータをフェッチするデータベースの名前。 |
Extract | 分散サーバーの接続先となるExtractターゲット(データのフェッチ先)の名前。 |
2.2.2.6 受信サーバー
「受信サーバー」には、受信パスと、各パスの詳細(ステータス、データ移動に要した時間、ソース・パスおよびターゲット・パスの詳細、データベース名など)が表示されます。
パスの詳細 | 説明 |
---|---|
受信サーバーのパス名 |
受信サーバーのパス名 |
ステータス |
受信サーバーのステータス。有効な値は次のとおりです。
|
処理のラグ |
ソースからターゲットへのデータの移動に要した時間(秒)。 |
ソース |
分散サーバーの完全パス名 |
ターゲット |
受信サーバーの完全パス名 |
DB名 | Extractターゲットがデータをフェッチするデータベースの名前。 |
Extract | 受信サーバーの接続先となるExtractターゲット(データのフェッチ先)の名前。 |