テンプレート作成のためのデータへのアクセス

データ・モデルでは、RTFテンプレートとマージされるXMLフォーマットが定義されます。Template Builderでテンプレートを作成するには、サンプル・データが必要です。ほとんどのTemplate Builder機能を使用するには、サンプル・データをロードする必要があります。

Publisherに接続されていない場合は、ローカル・ファイルからのXMLデータのロードに記載された手順を使用します。接続されている場合は、Publisherカタログからのデータのロードに記載された手順を使用します。

ローカル・ファイルからのXMLデータのロード

Template Builderにデータをロードする方法の1つは、レポート・データのサンプルをローカル・ディレクトリに保存することです。

レポート・データ・モデルにはアクセスできないが、レポートにはアクセスできる場合は、かわりに、レポート・ビューアからサンプル・データを保存できます。

レポート・ビューアからデータを保存するには:

  1. Publisherカタログで、レポートに移動します。
  2. 開く」をクリックしてレポート・ビューアでレポートを実行します。
  3. アクション」アイコンをクリックし、「エクスポート」をクリックしてから「データ」をクリックします。XMLファイルを保存するように求められます。
  4. ローカル・ディレクトリにファイルを保存します。
  5. 以下に示す「サンプルXMLのロード」機能を使用して、保存されているXMLファイルをTemplate Builderにロードします。

Publisherメニューの「データのロード」グループを使用すると、保存されているXMLファイルを選択してTemplate Builderにロードできます。

  • サンプルXML: テンプレートに挿入するすべてのフィールドを含んだサンプルXMLファイルを、データソースとしてロードできます。Publisherに接続されていない場合は、この方式を使用してデータをロードします。

  • XMLスキーマ: レポートのXMLデータに使用可能なフィールドを含んだXMLスキーマ・ファイル(.xsd)をロードできます。XMLスキーマには、完全であるというメリットがあります(サンプルXMLファイルには、データソースからのフィールドがすべて含まれるとは限らないという場合もあります)。Template Builderでは、プレビュー用にXMLスキーマのダミー・サンプル・データを生成できます。ただし、実際のサンプル・データもアップロードする方が、プレビューはより適切に機能します。

Publisherカタログからのデータのロード

Publisherに直接接続してPublisherレポート・データをTemplate Builderにロードし、レイアウト設計用のサンプル・データとして使用できます。

また、既存のテンプレートをダウンロードして変更することもできます。

Publisherに接続してデータソースをロードするには:

  1. Publisherにログインします: Publisherメニューから、「ログオン」を選択します。
  2. ログオンしたら、「開く」を選択できます。「テンプレートを開く」ダイアログが開きます。
  3. テンプレートを作成するレポートまたはデータ・モデルを含むフォルダに移動します。

    レポートを選択する場合、「レイアウト・テンプレート」から選択して既存のテンプレートを開き、「レポートを開く」を選択してXMLサンプル・データのみをロードして新しいレイアウトを作成することも、または「新規」をダブルクリックしてデータをTemplate Builderにロードし、新しいレイアウトを構築することもできます。

    データ・モデルを選択すると、カタログにレポートを作成するように求められます。