OLAPデータソースに対するMDX問合せを使用したデータ・セットの作成

Publisherでは、OLAPデータソースに対するマルチディメンション式(MDX)問合せをサポートしています。

MDXを使用すると、マルチディメンション・オブジェクト(たとえばEssbaseキューブ)に対して問合せを実行して、キューブのデータが格納されたマルチディメンション・セル・セットを返すことができます。MDX問合せを作成するには、手動でMDX問合せを入力するか、MDXクエリー・ビルダーを使用して問合せを作成します。

MDX問合せを使用したデータ・セットの作成

MDX問合せを作成するには、手動でMDX問合せを入力するか、MDXクエリー・ビルダーを使用して問合せを作成します。

OLAPデータソースでは、どのメタデータ属性(列名や表名など)の定義にもU+F900からU+FFFEまでのUnicode文字を使用しないでください。このUnicodeの範囲には、半角の日本語カタカナと、全角のASCIIバリアントが含まれています。これに該当する文字を使用すると、ピクセル対応レポート用のXMLデータを生成するときにエラーが発生します。

MDX問合せを使用してデータ・セットを作成するには:

  1. ツールバーの「新規データ・セット」をクリックし、「MDX問合せ」を選択します。

    「新規データ・セット - MDX問合せ」ダイアログを次に示します。

  2. データ・セットの名前を入力します。
  3. このデータ・セットのデータソースを選択します。OLAP接続として定義されたデータソースのみがリストに表示されます。

    プライベートOLAPデータソース接続を作成した場合は、その接続も「データソース」ドロップダウン・リストに表示されます。

  4. MDX問合せを入力するか、「クエリー・ビルダー」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックして保存します。この問合せは、データ・モデル・エディタによって検証されます。