レポートの作成

「レポートの作成」ガイドを使用して、レポートを作成します。

ユーザー・インタフェース・プリファレンスが、双方向の言語に設定されている場合、「レポートの作成」ガイドですべてのコンポーネントが右から左への方向で表示されるわけではありません。

レポートを作成するには:

  1. 次のいずれかの方法で、「レポートの作成」ガイドを起動します。
    • グローバル・ヘッダーで、「新規,」をクリックしてから「レポート」をクリックします。
    • ホーム」ページの「作成」リージョンで「レポート」をクリックします。
    • カタログ・ツールバーで、「新規」,→「レポート」をクリックします。
    • 「データ・モデル」エディタ・ページで、「レポートの作成」をクリックします。
  2. ガイド付きステップに従ってレポートのデータおよびレイアウトを選択し、必要に応じてチャートおよび表を追加します。
  3. レポートを保存します。

データ・ソースを選択してください

レポートの作成は、データソースの選択から始まります。

次のオプションのいずれか1つを選択し、レポートの作成を開始します。

  • データ・モデルの使用

    カタログから既存のデータ・モデルを選択します。

    「次」をクリックして、「ガイド」または「レポート・エディタの使用」を選択します。

  • スプレッドシートのアップロード

    Microsoft Excelファイル(ファイル形式.xlsまたは.xlsx)をアップロードします。アップロードしたスプレッドシートに複数のシートが含まれている場合は、データソースとして使用するシートを選択します。1つのシートからのデータのみを組み込むことができます。

    ワークブックで複数のシートを使用するには、まずデータ・セットとして各スプレッドシートを含むデータ・モデルを作成し、次にそのデータ・モデルをレポートのデータソースとして使用します。

    「次」をクリックして、「ガイド」または「レポート・エディタの使用」を選択します。

  • サブジェクト領域の使用

    リポジトリからサブジェクト領域を選択します。このオプションにより、サーバーに直接問い合せることが可能になり、Publisherにデータ・モデルを作成する必要がなくなります。「レポートの作成」ガイドではサブジェクト・エリアが1つに制限されますが、レポート・エディタを使用すると複数のサブジェクト・エリアに対するレポートを作成できます。

    「次」をクリックして、「ガイド」または「レポート・エディタの使用」を選択します。

「ガイド」または「レポート・エディタの使用」の選択

「レポートの作成」ページでは、ガイドを選択することも、レポート・エディタを使用することもできます。

次の表では、「レポートの作成」ページのオプションについて説明します。

オプション 説明

ガイド

このオプションでは、共通の事前定義済レポート・スタイルでのデータのレイアウトの定義が示されます。次の操作を行うには、このオプションを選択します。

  • 単純なコンポーネントを含むレポートを作成します。

  • 基本的なオプションを含む共通のレポート・スタイルを選択します。

  • プレビュー・モードでデータを迅速に表示します。

レポート・レイアウトの選択を続行します。

レポート・エディタの使用

このオプションを使用すると、レポートを保存してからレポート・エディタで開くように求められます。レポートの構成を続行するか、より複雑なレイアウトを作成するには、このオプションを選択します。

レポート・レイアウトの選択

「ガイド」を選択すると、レポート・ページ・オプションの選択を求められます。

レポートのデータソースを選択した後は、レポート・ページ・オプションおよびレポート・レイアウトを選択して、レポートでのデータの表示方法を定義します。

レポート・レイアウトを選択するには:

  1. レポート・ページ・オプションを次のように選択します。
    • 「縦」または「横」のページ・オプションを選択して、レポート・ページの向きを定義します。

    • 「ページ・ヘッダー」オプションを選択して、レポート・ページ・ヘッダーに日付を追加します。

    • 「ページ・フッター」オプションを選択して、レポート・ページ・フッターにページ番号を追加します。

  2. 次のいずれかのレポート・レイアウトを選択します。
    • 表(デフォルト)

    • チャート

    • ピボット・テーブル

    • チャートと表

    • チャートとピボット・テーブル

    • 2つのチャートと表

  3. 「次へ」をクリックします。

レポート・レイアウトの列の選択

「レイアウトの選択」ページで選択したレイアウトにより、レポートを作成するために完了する必要がある残りのページが決定されます。

たとえば、「表」レイアウトを選択すると、次のページに「表の作成」が表示されます。

レイアウトを選択した後は、レポートに追加するデータソース列を選択します。列を選択すると、ページに列のサンプル・データが表示されます。選択した列は、選択した順番で表示されます。

サンプル・データについては次の点に注意してください。

  • データ・モデルの場合: 「レポートの作成」プロセスでは、データ・モデルに対して保存されたサンプル・データが使用されます。サンプル・データがデータ・モデルに添付されていない場合、選択された列のヘッダーにデータが表示されません。

  • アップロードされたスプレッドシートの場合: 選択したスプレッドシートからサンプル・データが表示されます。

  • サブジェクト・エリアの場合: サブジェクト・エリア内の列から直接サンプル・データが表示されます。

「表」レイアウト

「表の作成」ページでレイアウトに列を追加するには、「データソース」ペインから表領域に列をドラッグ・アンド・ドロップします。

単純な表形式で列が表示され、次の図に示すように、選択された列数に基づいて列幅が自動調整されます。

表から列を削除するには、列ヘッダーの右上隅にマウスを合せて「削除」をクリックします。

「総計行の表示」オプションがデフォルトで選択されていて、すべての列の集計された要約行が自動表示されます。このオプションを選択解除すると、表からその行が削除されます。

「レポートのプレビュー」をクリックして、レポート・ビューアにレポートを表示します。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

「チャート」レイアウト

チャート・レイアウト・ページでは、3種類のチャートがサポートされています。チャート・タイプを選択するには、「棒」、「折れ線」または「円」のアイコンをクリックします。チャートに列を追加するには、「データソース」ペインからチャート領域に列をドラッグ・アンド・ドロップします。

次の図に、「チャートの作成」レイアウトを示します。チャートの「値」、「系列」および「ラベル」に表示する2つの値をそれぞれ指定できます。

レイアウト・エディタでは、より複雑な様々なチャートがサポートされています。このチャートにさらに値を追加したり、別のチャート・タイプを作成したりするには、レポートの保存後に、レイアウト・エディタでそのレイアウトを編集します。

チャートから値を削除するには、アイテム・ラベルの右上隅にマウスを合せて「削除」をクリックします。

「レポートのプレビュー」をクリックして、レポート・ビューアにレポートを表示します。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

「チャートと表」レイアウト

チャートと表のレイアウトを選択するときは、まず「チャートの作成」ページに列を追加し、「次へ」をクリックします。すると、「表の作成」ページに、そのチャートに対して選択済の列が表示されます。

このページでは、さらなる列の追加および列の削除も可能です。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

「ピボット・テーブル」レイアウト

ピボット・テーブル・レイアウトの列を選択すると、「表の作成」ページに列が表示されます。

次の図は、表示された列を示しています。

「行総計の表示」オプションがデフォルトで選択されています。このオプションを選択解除すると、各列の総計を含む表でその行が非表示になります。

「列総計の表示」オプションがデフォルトで選択されています。このオプションを選択解除すると、各行の総計を含む表でその列が非表示になります。

「行と列の切替」をクリックすると、行軸および列軸が反転します。

「レポートのプレビュー」をクリックして、レポート・ビューアにレポートを表示します。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

「チャートとピボット・テーブル」レイアウト

チャートとピボット・テーブルのレイアウトを選択するときは、まず「チャートの作成」ページに列を追加し、「次へ」をクリックします。すると、「表の作成」ページに、そのチャートに対して選択済の列が表示されます。このページでは、さらなる列の追加および列の削除も可能です。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

「2つのチャートと表」レイアウト

2つのチャートおよび表レイアウトを選択する場合、「チャートの作成」ページに列を追加してから、「次」「2番目のチャートの作成」の順にクリックします。

「2番目のチャートの作成」ページに列を追加したら、「次」をクリックして「表の作成」ページを表示します。「表の作成」ページには、第1のチャートですでに選択済の列が表示されます。このページでは、さらなる列の追加および列の削除も可能です。

「次」をクリックして、「レポートの保存」に進みます。

レポートの保存

レポート・レイアウトと追加した列を保存できます。

次の図に示すように「レポートの保存」ページを使用します。

次のオプションのいずれかを選択します。

  • 作成したレポートを実行するには、「レポートの表示」「終了」をクリックします。最後のページで、レポートを保存するように求められます。保存すると、Publisherでレポートが実行され、レポート・ビューアに表示されます。

  • レポート・レイアウトをカスタマイズするには、「レポート・レイアウトのカスタマイズ」「終了」をクリックします。最後のページで、レポートを保存するように求められます。保存すると、レイアウト・エディタでレポートが開きます。