RTFテンプレートのプロパティ

様々な設定を行って、RTFテンプレートを構成します。

次の表で説明するプロパティを設定して、RTFテンプレートを制御できます。

プロパティ名 説明 デフォルト 内部名

属性セットの抽出

RTFプロセッサは、生成されたXSL-FO内に属性セットを自動的に抽出します。抽出されたセットは追加FOブロックに配置され、参照できます。これにより、処理パフォーマンスが向上し、ファイル・サイズが縮小されます。有効な値は次のとおりです。

  • 「有効化」 - すべてのテンプレートおよびサブ・テンプレートの属性セットを抽出します。

  • 「自動」 - テンプレートの属性セットは抽出しますが、サブ・テンプレートの属性セットは抽出しません。

  • 「無効化」 - 属性セットは抽出しません。

自動 rtf-extract-attribute-sets

XPathリライト有効化

RTFテンプレートをXSL-FOに変換する場合、RTFプロセッサは全XPath表記法を表すためにXMLタグ名を自動的にリライトします。この機能を無効にするには、このプロパティをfalseに設定します。 true rtf-rewrite-path

チェックボックスに使用する文字

デフォルトのPDF出力フォントには、チェック・ボックスを表現する絵文字が含まれていません。テンプレートにチェック・ボックスが含まれている場合は、このプロパティを使用してPDF出力のチェック・ボックス表記するUnicodeフォントを定義します。次の構文を使用して、選択された状態と選択解除の状態を表すUnicodeフォント番号を定義する必要があります。fontname;<trueの値の絵文字のUnicodeフォント番号 >;<falseの値の絵文字のUnicodeフォント番号>

たとえば、Albany WT J;9746;9747/Aのように指定します。指定したフォントは実行時に使用できるようにしておく必要があります。

Albany WT J;9746;9747/A rtf-checkbox-glyph