10 OPG_GRAPHOPパッケージのサブプログラム

OPG_GRAPHOPパッケージには、Oracleデータベースのプロパティ・グラフを操作するための様々なサブプログラムが含まれています。

この章で説明するサブプログラムを使用する場合は、このマニュアルの前の章の概念および使用方法を理解しておく必要があります。

この章では、サブプログラムに関するリファレンス情報をアルファベット順に説明します。

10.1 OPG_GRAPHOP.POPULATE_SKELETON_TAB

構文

OPG_GRAPHOP.POPULATE_SKELETON_TAB(
     graph    IN VARCHAR2,
     dop      IN INTEGER DEFAULT 4,
     tbs      IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     options  IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

説明

スケルトン表(<graph-name>GT$)に移入します。デフォルトで、スケルトン表の既存のコンテンツは表に移入される前に切り捨て(削除)されます。

パラメータ

graph

プロパティ・グラフの名前。

dop

操作の並列度。

tbs

スケルトン表の索引データを保持する表領域の名前。

options

スケルトン表の移入をカスタマイズするのに使用できるオプション。(1つまたは複数のカンマ区切り)

  • 'KEEP_DATA=T'により、表に移入される前に既存の表は削除されます。既存の行の後に新規行が追加されます。

  • 'PDML=T'はデフォルトの索引の作成をスキップします。

使用上のノート

このプロシージャをコールするには、CREATE TABLEおよびCREATE INDEX権限が必要です。

スケルトン表(GE$)のEID列に一意の索引制約があります。そのため、KEEP_DATA=Tオプションを指定し、新しいデータが既存のデータと重複する場合、一意のキー制約に違反し、エラーが発生します。

次の例は、mypgという名前のプロパティ・グラフのスケルトン表に移入します。

EXECUTE OPG_GRAPHOP.POPULATE_SKELETON_TAB('mypg',4, 'pgts', 'PDML=T');