ウォレットのダウンロードとAutonomous Databaseへの接続の確認

Autonomous Databaseに接続するには、ORDSを構成する必要があります。顧客管理対象環境で稼働しているOracle REST Data Services (ORDS)を使用して、顧客管理対象ORDSを実行するシステム上のAutonomous Databaseウォレットを取得する必要があります。次のステップを実行して、ウォレットをダウンロードし、Autonomous Databaseへの接続を確認します。

  1. Autonomous Databaseインスタンスのウォレットをダウンロードします。または、OCI CLIを使用してウォレットを生成することもできます。CLIの使用方法については、generate-walletを参照してください。
  2. 前のステップのwallet.zipをテキストに変換します。base64コマンドは、base64エンコーディング・フォーマットを使用してバイナリ文字列をテキスト表現にエンコードします。たとえば、次のようなコマンドを実行します。
    base64 -w 0 wallet_NAME.zip > wallet_NAME.zip.b64

    このステップでは、ORDS構成で使用するために必要なテキスト・ファイルとしてウォレットを準備します(手順はこの後で説明)。

  3. ORDSをインストールして構成している顧客管理対象環境からAutonomous Databaseに接続できることを確認します。たとえば、ステップ1でダウンロードしたウォレットとSQLclを使用して、次のように接続を確認します。
    1. SQLclを使用して接続します。

      関連項目:

    2. データベース・サービスを表示して、顧客管理対象環境からAutonomous Databaseに接続します。
      SQL> show tns
      TNS_ADMIN set to: /var/folders/4r/path/T/oracle_cloud_config_path
      
      Available TNS Entries
      ---------------------
      dbname_high
      dbname_low
      dbname_medium
      
      
      SQL> conn admin@dbname_low
      Password? (**********?) *****************
      Connected.
      SQL>