11 ジョブのスタート・ガイド

「ジョブ」では、ノートブックの実行をスケジュールできます。「ジョブ」ページでは、読取り専用のノートブックとしてのジョブ・ログを表示することで、ジョブの作成、ジョブの複製、ジョブの開始と停止、ジョブの削除、およびジョブ・ステータスのモニターを実行できます。

• ジョブについて
  「ジョブ」ページには、作成されたすべてのジョブが、ジョブ名、ノートブック、ジョブの所有者、最終開始日、次回実行日、ステータスおよびスケジュールとともにリストされます。
• ノートブックをスケジュールするジョブの作成
  選択したスケジュール設定で、ノートブックをスケジュールするジョブを作成できます。
• ジョブ・ログの表示
  ジョブ・ログ・インタフェースで、特定のジョブの履歴ログを表示できます。

11.1 ジョブについて

「ジョブ」ページには、作成されたすべてのジョブが、ジョブ名、ノートブック、ジョブの所有者、最終開始日、次回実行日、ステータスおよびスケジュールとともにリストされます。

次のタスクを実行できます。

図11-1 ジョブ

• ジョブの編集: 「ジョブ」ページにリストされているジョブのメタデータは、編集できます。「編集」をクリックして、選択したジョブを編集します。

• ジョブの作成。「作成」をクリックして、ノートブックをスケジュールする新規のジョブを作成します。

• ジョブの複製: 「ジョブ」ページにリストされている既存のジョブのコピーを作成できます。「複製」をクリックして、選択したジョブのコピーを作成します。

• ジョブの停止: 「停止」をクリックして、現在実行中のジョブを終了します。

• ジョブの開始: スケジュール済ステータスのジョブに対してのみ「開始」ボタンが使用可能になります。「開始」をクリックすると、スケジュール済ジョブが開始されます。次の状況では、「開始」オプションは適用されません:
  • スケジュール済の実行がすでに完了しているジョブは再開できません。
  • 失敗が許容回数を超え、現在中断ステータスになっているジョブは、再開できません。

• ジョブの削除: 「削除」をクリックすると、「ジョブ」ページにリストされたすべてのジョブが削除されます。

11.2 ノートブックをスケジュールするジョブの作成

選択したスケジュール設定で、ノートブックをスケジュールするジョブを作成できます。

ジョブを作成するには、「ジョブの作成」ダイアログ・ボックスで次の詳細を入力します。

1. 「ジョブ」ページで「作成」をクリックします。「ジョブの作成」ダイアログ・ボックスが開きます。
   
   
   図create-jobs.epsの説明
   
2. 「名前」フィールドに、ジョブの名前を入力します。ジョブ名の文字数は128バイト以下にする必要があります。
3. 「ノートブック」フィールドで、検索アイコンをクリックして、ジョブを作成するノートブックを選択します。

   ノート:

   選択可能なノートブックは、ユーザーが所有するノートブックおよび共有されているノートブックのみです。
4. 「開始日」フィールドで、日時エディタをクリックして、ジョブの開始日時を設定します。選択した日時に基づいて、次回の実行日が計算されます。
5. 必要に応じて、「繰返し」セクションで次のいずれかを選択します。
   • 頻度: 繰返し設定および頻度を設定します。頻度は分、時間、日、週、および月単位で設定できます。
   • カスタム: ジョブ設定をカスタマイズします。
6. 必要に応じて、「詳細設定」で、次のオプションを1つ以上選択します。

   • 最大実行数: ジョブを停止するまでの最大実行回数を指定します。ジョブが最大実行制限に達すると、ジョブは停止します。

   • 許可される失敗の最大数: 連続するスケジュール実行でのジョブの最大失敗回数を指定します。最大失敗回数に達すると、「ジョブ」UIの「次回実行日」列に、ジョブの実行がもうスケジュールされていないことを示す空の値が表示されます。「ステータス」列に、ステータスがFailedとして表示されることがあります。

   • タイムアウト: ジョブの実行に許可される最大時間を指定します。

7. 「OK」をクリックします。

11.3 ジョブ・ログの表示

ジョブ・ログ・インタフェースで、特定のジョブの履歴ログを表示できます。

読取り専用ノートブックでログを表示できます。ジョブ・ログを表示するには:

1. ジョブの履歴を表示するには、ジョブを選択してをクリックします。
2. 特定のジョブ・ログを削除するには、そのジョブ・ログを選択してをクリックします。