4.8.3 SET SQLFORMATコマンドでサポートされる出力形式
SET SQLFORMATコマンドを使用すると、様々な形式の問合せ出力を生成できます。
               
ノート:
これらの形式設定は、Scriptインタープリタで使用可能です。したがって、接頭辞%scriptを追加する必要があります。
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                           CSV — CSV形式では、文字列値が二重引用符で囲まれた標準のカンマ区切り変数出力が生成されます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT CSV
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                           HTML — HTML形式では、レスポンシブ表に対するHTMLが生成されます。表の内容は、テキスト・フィールドに入力された検索文字列と一致するように動的に変更されます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT HTML
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                           XML — XML形式では、タグ・ベースのXMLドキュメントが生成されます。すべてのデータは CDATAタグとして表示されます。構文は次のとおりです:%scriptSET SQLFORMAT XML
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                           JSON — JSON形式では、列の定義とそれに含まれるデータからなるJSONドキュメントが生成されます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT JSON
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                           ANSICONSOLE — ANSICONSOLE形式では、領域を節約するために列のサイズがデータの幅に合せて変更されます。また、別々の行で出力が表示されるのではなく、列に下線が引かれます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT ANSICONSOLE
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                           INSERT — INSERT形式では、表の行を再作成するために使用できるINSERT文が生成されます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT INSERT
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                           LOADER — LOADER形式では、文字列値が二重引用符で囲まれたパイプ区切りの出力が生成されます。列名は出力に含まれません。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT LOADER
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                           FIXED — FIXED形式では、すべてのデータが二重引用符で囲まれた固定幅の列が生成されます。構文は次のとおりです: %scriptSET SQLFORMAT FIXED
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                           DEFAULT — DEFAULTオプションを使用すると、以前の SQLFORMAT設定がすべてクリアされ、デフォルトの出力に戻ります。構文は次のとおりです:%scriptSET SQLFORMAT DEFAULTノート: 形式名DEFAULTなしで、SET SQLFORMATと入力するのみでも、このコマンドを実行できます。
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                           DELIMITED — DELIMITED形式では、デリミタ文字列および文字列値で囲まれた文字を手動で定義できます。構文は次のとおりです: %scriptSQLFORMAT DELIMITED delimiter left_enclosure right_enclosureたとえば、 %scriptSET SQLFORMAT DELIMITED ~del~ " "SELECT * FROM emp WHERE deptno = 20;出力: "EMPNO"~del~"ENAME"~del~"JOB"~del~"MGR"~del~"HIREDATE"~del~"SAL"~del~"COMM"~del~"DEPTNO"この例では、デリミタ文字列は ~del~であり、EMPNO、ENAME、JOBなどの文字列値が二重引用符で囲まれています。
親トピック: ノートブックのパラグラフでのSQLインタープリタの使用