4.8 ノートブックのパラグラフでのSQLインタプリタの使用
Oracle Machine Learningノートブックでは、複数の言語がサポートされています。各パラグラフは、特定のインタープリタに関連付けられています。たとえば、SQL文を実行するには、SQLインタープリタを使用します。PL/SQL文を実行するには、scriptインタープリタを使用します。 
               
Oracle Machine Learning UIのノートブックには複数のパラグラフを追加でき、各パラグラフをSQLやPythonなどの様々なインタープリタに接続できます。使用するインタープリタを識別するには、%の後に使用するインタープリタ(sql、script、r、python、conda、markdown)を続けて指定します。
                  
 1つのパラグラフに入力セクションと出力セクションがあります。入力セクションでは、テキストとともに実行するインタープリタを指定します。この情報はインタープリタに送信されて実行されます。出力セクションにインタープリタの結果が表示されます。
                  
                     
               
               ノートブックのパラグラフでは次のディレクティブを使用できます。
                     
                  - %sql— 標準のSQL文をサポートします。- %sqlでは、- SELECT文の結果が表ビューアに直接表示され、他のビジュアライゼーション・オプションにアクセスできます。チャート設定のオプションを使用して、グループ化、集計およびその他の操作を実行します。
- %script— SQL文とPL/SQLの両方をサポートします。- %scriptでは、- SELECT文の結果がテキスト文字列で出力されます。
- %conda— Conda環境をサポートします。パラグラフの先頭に- %condaと入力してConda環境に接続し、Pythonのサードパーティ・ライブラリを操作します。
- %r— Rスクリプトをサポートします。Rインタープリタに接続するには、パラグラフの先頭に- %rと入力します。
- %python— Pythonスクリプトをサポートします。Pythonインタープリタに接続するには、パラグラフの先頭に- %pythonと入力します。
- %md— Markdownマークアップ言語をサポートします。
ノート:
すべてのデータに対してグループ化を実行する場合は、SQLスクリプトを使用してデータベース内でグループ化を行い、ノートブックにチャートのサマリー情報を返すことをお薦めします。ノートブック・レベルでのグループ化は、小さなデータ・セットの場合にうまく機能します。ノートブックにプルするデータが多すぎると、メモリー不足のために問題が発生することがあります。「接続グループ」ページのオプションレンダリング行制限を使用して、ノートブックの行制限を設定できます。データをノートブック内にフェッチしてビジュアル化するには:
               - Oracle Machine Learning for SQLについて
 Oracle Machine Learning for SQL (OML4SQL)は、Oracle Database内で強力な最先端の機械学習機能を提供します。Oracle Machine Learning for SQLを使用して、予測的かつ記述的な機械学習モデルを構築してデプロイし、既存および新規アプリケーションにインテリジェント機能を追加できます。
- ノートブックでの出力形式の設定
 Oracle Machine Learning Notebooksでは、ノートブックでの問合せ出力の形式を事前に設定できます。
- SET SQLFORMATコマンドでサポートされる出力形式SET SQLFORMATコマンドを使用すると、様々な形式の問合せ出力を生成できます。
 
関連トピック
親トピック: OML Notebooks
 をクリックします。あるいは、[Shift]を押しながら[Enter]キーを押して、ノートブックを実行します。
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 をクリックすると、データが棒グラフで表されます。
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                         をクリックすると、データが円グラフで表されます。
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                         をクリックすると、データが面グラフで表されます。
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                         をクリックすると、データが折れ線グラフで表されます。
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                         をクリックすると、データが散布図で表されます。
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