4.5.6 折れ線グラフでのデータのビジュアル化

折れ線グラフは、直線で接続されたデータ・ポイントを表示するために使用されるグラフィカル表現です。

このチャートを使用する場面: 連続した期間のデータ内の傾向、変更および関係をビジュアル化するには、このチャートを使用します。
データセット: SHスキーマのSH.SALES表。
折れ線グラフでデータをビジュアル化するには:
  1. 最初のステップのテキストをここに入力します。
    %sql
    select * from SH.SALES
  2. デフォルトでは、データセットは表に表示されます。折れ線グラフ・アイコンをクリックします。

    図4-29 折れ線グラフ・アイコンが強調表示されたSales表


    折れ線グラフ・アイコンが強調表示されたSales表

  3. デフォルトでは、次のスクリーンショットに示すように、折れ線グラフには1998年から2001年までの平均販売金額が表示されます。

    図4-30 折れ線グラフ- 1998年から2001年までの平均販売金額の表示


    折れ線グラフ

    設定アイコンをクリックして、X軸とY軸に沿ってプロットされた属性を表示します。製品が1998年から2001年に販売されたときの日付が、X軸に沿ってプロットされます。各販売日に応じて、販売金額の平均がY軸に沿ってプロットされます。
  4. 設定アイコンをクリックします。「設定」で、次の項目を編集します。
    • 重複の集計: 同じグループ内の値に対する操作を決定します。「合計」を選択します。これは、1998年から2001年までにPROD_ID 13の製品が販売された金額の合計を示します。
    • 表示する系列: 数値型の結果セットのすべてのフィールドを選択できます。複数のフィールドを選択すると、ビジュアライゼーションに追加のダイアグラムが表示されます。AMOUNT SOLDを選択します。
    • グループ化基準: 結果セットのすべてのフィールドを選択できます。グループの数が多いと、すべてのフィールドが収集されて同じ値が連結されるため、データセットが小さくなります。TIME_IDを選択します。
  5. 「カスタマイズ」をクリックし、次の項目を編集します:
    • X軸: 時間(1998 - 2001)を入力します。製品が1998年から2001年に販売されたときの日付が、X軸に沿ってプロットされます。
    • Y軸: Amount Soldと入力します。各販売日に対応して、販売金額の合計がY軸に沿ってプロットされます。
    • 説明:Sales trend of product ABC」と入力します
    折れ線グラフに、次に示すように1998年から2001年の販売額の合計が表示されるようになりました。折れ線グラフの最も高い点の上にカーソルを置くと、値が表示されます。2000年5月30日に、製品の販売金額の合計に関して最も高い売上が記録されたことがわかります。

    図4-31 折れ線グラフ - 1998年から2001年までの合計販売金額の表示


    折れ線グラフ - 1998年から2001年までの販売金額の合計の表示

これで、データを折れ線グラフでビジュアル化するタスクは完了です。