4.5.1 表でのデータのビジュアル化

表では、行と列に情報またはデータが配置されます。Oracle Machine Learning Notebooksを使用すると、データベース表を作成したり、情報を表形式で表示したりできます。

データセット: CUSTOMER_INSURANCE_LTV。この例では、サンプル・テンプレート・ノートブックOML-Run-me-firstを使用します。
表でデータをビジュアル化するには:
  1. Oracle Machine LearningのUIのホームページで、「例」をクリックします。または、ページの左上隅にあるクラウド・メニュー・アイコンをクリックして、左側のナビゲーション・メニューを開きます。「テンプレート」をクリックし、「例」をクリックします。
  2. OML-Run-Me-Firstサンプル・テンプレートがリストされます。表示できない場合は、「フィルタ」フィールドに名前を入力します。

    図4-8 OML Run-me-firstサンプル・テンプレート


    Run me firstサンプル・テンプレート

  3. 「OML Run-me-first」タイル(名前ではなく)をクリックして、青で強調表示されるようにします。次に、「ノートブックの作成」アイコンをクリックします。

    図4-9 「サンプル・テンプレート」ページの作成オプション


    「サンプル・テンプレート」ページの作成オプション

  4. 「ノートブックの作成」ダイアログで「OK」をクリックします。
  5. 確認ダイアログでノートブックを開くをクリックして、ノートブックを開きます。
  6. ノートブックの「段落の実行」アイコンをクリックして、すべてのパラグラフを実行します。これにより、CUSTOMER_INSURANCE_LTV表も作成されます。「確認」ダイアログで「確認」をクリックします。
  7. 表形式でデータを表示するには、SQLパラグラフで次のスクリプトを実行します:
    %sql
    
    SELECT * FROM OMLUSER.CUSTOMER_INSURANCE_LTV
    スクリーンショットに示されているように、このスクリプトによってデータが表形式で表示されます:

    図4-10 CUSTOMER_INSURANCE_LTV表の表示


    CUSTOMER_INSURANCE_LTV表の表示

  8. この表では、表示および設定をカスタマイズできます。
    • 列の昇順または降順でのソート: 列の下矢印または上矢印をクリックして、データを昇順または降順にソートします。

      図4-11 表の列のソート


      表の列のソート

    • 右側の列を表示するには、水平スクロール・バーを使用して水平方向にスクロールします。
    • 特定の検索語をフィルタリングします。「検索」フィールドに、検索するエントリまたは単語を入力します。この例では、Singleという単語が入力されています。列MARITAL_STATUSに「SINGLE」という単語を含むすべての行がフィルタリングされて表示されます。

      図4-12 キーワードによる表の列のフィルタ処理


      キーワードによる列のフィルタリング

      ノート:

      この単語を含まない行はビューで非表示になり、残りの行では行内の検索語の場所が強調表示されます。
  9. デフォルトでは、5行が表示されます。より多くの行を表示したり、表の設定をカスタマイズする場合は、設定アイコンをクリックして「設定」ダイアログを開きます。ここでは、次のことを編集できます:

    図4-13「設定」ダイアログ


    「設定」ダイアログ

    • 高さ: このパラメータでは、ビジュアライゼーションの高さを変更します。上下の矢印をクリックして、ビジュアライゼーションの高さを増減します。
    • ページのアイテム数: 上矢印または下矢印を必要に応じてクリックし、ページに表示する行数を設定します。デフォルトでは、5行が表示されます。
    「表示する列」: デフォルトでは、すべての列がリストされます。表示から列を削除する場合は、列名の「X」をクリックします。列を再度表示するには、「表示する列」フィールド内をクリックします。非表示の列が表示されます。表示する列を再度クリックします。この例では、MARITAL_STATUS列が削除されました。「表示する列」フィールドをクリックすると表示されます。表示に含めるにはクリックします。
これで、表の作成および表内のデータのビジュアル化のタスクは完了です。