10.6.2.10 pyqScriptDropプロシージャ(Autonomous Database)

このトピックでは、Oracle Autonomous DatabaseのpyqScriptDropプロシージャについて説明します。pyqScriptDropプロシージャを使用してユーザー定義Python関数をOML4Pyスクリプト・リポジトリから削除します。

構文

sys.pyqScriptDrop (
    V_NAME          VARCHAR2    IN
    V_GLOBAL        BOOLEAN     IN     DEFAULT
    V_SILENT        BOOLEAN     IN     DEFAULT)
パラメータ 説明
V_NAME

OML4Pyスクリプト・リポジトリ内のユーザー定義Python関数の名前。

V_GLOBAL

削除するユーザー定義Python関数がグローバルまたはプライベート・ユーザー定義Python関数のどちらであるかを指定するブール値。デフォルト値はFALSEで、プライベート・ユーザー定義Python関数を示します。TRUEは、ユーザー定義Python関数がパブリックであることを指定します。

V_SILENT

指定されたユーザー定義Python関数の削除中にsys.pyqScriptDropでエラーが発生した場合に、エラー・メッセージを表示するかどうかを指定するブール値。デフォルト値はFALSEです。

例10-38 sys.pyqScriptDropプロシージャの使用方法

これらの例で削除されるユーザー定義Python関数の作成については、例10-27を参照してください。

この例では、プライベート・ユーザー定義Python関数pyqFun2をスクリプト・リポジトリから削除します。

BEGIN
  sys.pyqScriptDrop('pyqFun2');
 END;
 /

この例では、グローバル・ユーザー定義Python関数pyqFun2をスクリプト・リポジトリから削除します。

BEGIN
  sys.pyqScriptDrop('pyqFun2', TRUE);
 END;
 /