リリース・ノート

このページでは、リリース間のOracle GraalVM Enterprise Edition 21の変更点について説明します。GraalVM Enterpriseは様々なコンポーネントで構成され、変更点はコンポーネント別にリストされています。リリース・ノートは、操作性上の理由から降順にグループ化されています。

更新頻度の詳細は、GraalVM Enterpriseのバージョン・ロードマップを参照してください。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.9

(2024-01-16)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.x用の2024年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2024年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、次に示す注目すべきバグ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.8

(2023-10-17)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.x用の2023年10月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2023年10月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、次に示す注目すべきバグ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.7

(2023-07-18)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.xの2023年7月のOracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2023年7月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.6

(2023-04-18)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.x対応の2023年Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2023年4月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.5

(2023-01-17)

これは、GraalVM Enterprise 21.3.x対応の2023年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2023年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.4

(2022-10-18)

これは、GraalVM Enterprise 21.3.x対応の2022年10月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2022年10月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.3.1

(2022-09-20)

これは、次を含むGraalVM Enterprise 21.3.3ブランチのパッチ・リリースです:

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.3

(2022-07-19)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition用の2022年7月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2022年7月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.2

(2022-04-19)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition用の2022年4月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2022年4月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたセキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.1

(2022-01-18)

これは、Oracle GraalVM Enterprise Edition用の2022年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート(CPU)です。このリリースには、2022年1月Oracleクリティカル・パッチ・アップデート・アドバイザで発表されたセキュリティの脆弱性に対する修正が含まれています。これには、そのCPUの一部としてリリースされたすべてのOracle Java Development Kit (JDK)セキュリティ修正、およびプラットフォーム更新が含まれます。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.3.0

(2021-10-19)

プラットフォームの更新

Javaおよびコンパイラの更新

GraalVM Community Editionでのコンパイラの変更箇所の完全なリストは、コンパイラの変更ログを参照してください。

ネイティブ・イメージ

ポリグロット・ランタイム

Java on Truffle

プロジェクトの変更ログをGitHubで参照できます。

JavaScript

プロジェクト・リポジトリ内の変更ログが使用可能です。

Ruby

変更の完全なリストは、changelogを参照してください。

Python

プロジェクトの変更ログをGitHubで参照できます。

R

プロジェクトの変更ログをGitHubで参照できます。

LLVMランタイム

プロジェクトの変更ログをGitHubで参照できます。

WebAssembly

変更の完全なリストは変更ログを参照してください。

ツール

Visual Studio Code

いくつかのリファクタリングがGraalVM Extension Pack for Javaに追加されました。これらは次のとおりです:

GraalVM Tools for Java拡張機能

GraalVM Tools for Micronaut拡張機能

Kubernetesのサポートが追加されました: MicronautアプリケーションをVS CodeからKubernetesクラスタに直接デプロイし、実行やデバッグを行えるようになりました。

「Micronaut: Deploy to Kubernetes」アクションを呼び出すと、Javaプロジェクトがパッケージ化され、Dockerイメージがビルドされてコンテナ・レジストリにプッシュされます。デプロイメントがKubernetesクラスタに作成され、ローカル・ポートがポッドで実行されているアプリケーションに転送されます。

デプロイされると、Kubernetes拡張機能を使用してKubernetesノードをデバッグできます。開発しているノードを選択し、「Debug (Attach using Java 8+)」アクションを呼び出すこともできます。

VS Code: Kubernetes拡張を使用したデバッグ・ノード

ポリグロット埋込み

変更の完全なリストは変更ログを参照してください。

Truffle言語およびツールの実装の更新

変更の完全なリストは変更ログを参照してください。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.2.0.1

(2021-08-04)

これは、GraalVM 21.2.xブランチのホットフィックス・リリースです。これには、次のような操作上の修正が含まれます:

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.2.0

(2021-07-20)

Javaおよびコンパイラの更新

GraalVM Enterprise EditionのビルドのベースとなるOracle JDKリリースは、次のように更新されました:

プラットフォームの更新

ネイティブ・イメージ

ポリグロット・ランタイム

Java on Truffle

JavaScript

プロジェクト・リポジトリ内の変更ログが使用可能です。

WebAssembly

LLVMランタイム

プロジェクト変更ログはGitHubで使用可能です。

Ruby (TruffleRuby)

変更の完全なリストは、changelogを参照してください。

Python

詳細は、変更ログを参照してください。

R

詳細は、プロジェクト変更ログを参照してください。

ツール

Visual Studio Code

GraalVM Tools for Java拡張機能
GraalVM Tools for Micronaut拡張機能

VisualVMとVS Codeの統合

VisualVM

ポリグロット埋込み

このリリースのポリグロット埋込みに必要なJVMCIバージョンを更新しました。すべてのGraalVM JDKバージョン(8、11、16)には、更新されたJVMCIバージョンがすでに含まれており、それ以上のアクションは必要ありません。GraalVMとは異なるJDKを使用しており、アップグレード・モジュール・パスにGraalコンパイラを構成した場合は、完全な互換性のためにJDK-8264016を含む次のJDKバージョンのいずれかが必要です:

JVMCIのバージョンが古い場合は、GraalVM埋込みを使用できますが、強制的なコンテキスト取消し(Context.close(true))および中断(Context.interrupt(Duration))によってエラーがスローされます。次の回避策をお薦めします:

その他の変更:

変更の完全なリストは、こちらを参照してください。

Truffle言語およびツールの実装

変更の完全なリストは、こちらを参照してください。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.1.0

(2021-04-20)

Javaの更新

GraalVM Enterprise EditionのビルドのベースとなるOracle JDKリリースは、次のように更新されました:

プラットフォームの更新

コンパイラ

ネイティブ・イメージ

ポリグロット・ランタイム

Java on Truffle

JavaScript

プロジェクト・リポジトリ内の変更ログが使用可能です。

LLVMランタイム(Sulong)

* ネイティブ・モードが完全に削除された状態でGraalVMまたはネイティブ・イメージをビルドする機能(このため、--llvm.managedモードのみが機能します)。

プロジェクト変更ログはGitHubで使用可能です。

Ruby

詳細は、TruffleRuby変更ログを参照してください。

Python

詳細は、プロジェクト変更ログを参照してください。

R

詳細は、プロジェクト変更ログを参照してください。

WebAssembly (GraalWasm)

ツール

Visual Studio Code拡張機能

VisualVM

ポリグロット埋込み

* ゲスト・アプリケーションの実行中に保持できる最大ヒープ・メモリーを指定する、新しい試験段階のサンドボックス・オプション--sandbox.MaxHeapMemory=<size>が追加されました。現時点では、この機能はHotSpotでのみサポートされています。この機能はまだ試験段階です。

すべての変更の詳細なリストは、変更ログを参照してください。

Truffle言語およびツールの実装

すべての変更の詳細なリストは、Truffleフレームワーク変更ログを参照してください。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.0.0.2

(2021-02-11)

これは、GraalVM 21.0.xブランチのバグ修正リリースです。これには、オプションのGraalVM言語ランタイムおよびユーティリティをインストールし、ローカルのGraalVMインストールを更新するためのツールであるGraalVMアップデータの操作上の変更が含まれています。

Oracle GraalVM Enterprise Edition 21.0.0

(2021-01-19)

Java

Java on Truffle

プラットフォームのサポート

このバージョンでは、AArch64システムでのLinux用のGraalVMディストリビューションが提供されています。GraalVMコアを含むすべてのコンポーネントは試験段階にあります。このディストリビューションは、AArch64アーキテクチャ用のOracle JDK11をベースにしています。

ネイティブ・イメージ

Truffle APIを使用する言語およびツール・インプリメンタの更新

ポリグロットの埋込み機能の更新

JavaScript

Python

詳細は、変更ログを参照してください。

Ruby

新機能:

バグの修正:

互換性:

パフォーマンス:

変更点:

R

LLVMランタイム

非推奨:

WebAssembly (GraalWasm)

ツール

GraalVMアップデータ

バージョン21.0以降、GraalVMアップデータはより強力になり、これを使用してGraalVMローカル・インストールを新しいバージョンに更新したり、CommunityからEnterprise Editionにアップグレードできるようになりました。詳細は、「GraalVMのアップグレード」を参照してください。

Visual Studio Code拡張機能

GraalVMダッシュボード

VisualVM