プラグインのアンデプロイ

この項の内容は次のとおりです。

Oracle Management Serviceからのプラグインのアンデプロイ

プラグインをOMSからアンデプロイするには、次のステップに従います。

  1. まず、すべての管理エージェントからすべてのプラグインをアンデプロイします。これを行うには、「Oracle Management Agentからのプラグインのアンデプロイ」に記載されているステップに従います。
  2. 「設定」メニューから「拡張性」「プラグイン」の順に選択します。
  3. プラグイン・ページで、アンデプロイするプラグインを選択し、「アクション」メニューから「アンデプロイ元」「管理サーバー」の順に選択します。
  4. 「管理サーバーからのプラグインのアンデプロイ」ダイアログで、管理リポジトリ管理ユーザーおよびパスワードを入力して、「続行」をクリックします。さらに、「アンデプロイ」をクリックします。
    SYSは、デフォルトの管理リポジトリ管理ユーザーです。

    ノート:

    Enterprise Manager 13cリリース5更新15以降では、必要に応じて、SYS以外のユーザーを管理リポジトリ管理ユーザーとして使用して、プラグインをアンデプロイできます。この場合、SYS以外の管理ユーザーの資格証明を入力する必要があります。

    次のスクリーンショットは、SYSMAN_ADMINという名前のSYS以外の管理ユーザーの使用例を示しています。プラグインのアンデプロイ

  5. 「確認」ダイアログで「「閉じる」」をクリックします。

    アンデプロイ操作をモニターするには、「ステータスの表示」をクリックします。

プラグインをEM CLIでアンデプロイするには、次のコマンドを使用します。

$emcli undeploy_plugin_from_server

-plugin="plug-inId"

[-sys_password="sys_password"]

[-dbUser="dbUser"]

[-dbPassword="dbPassword"]

たとえば:

$emcli undeploy_plugin_from_server -plugin="oracle.sysman.empa" -sys_password="sys_password"

ノート:

  • SYSは、デフォルトの管理リポジトリ管理ユーザーです。

    Enterprise Manager 13cリリース5更新15以降では、SYS以外のユーザーを管理リポジトリ管理ユーザーとして使用して、プラグインをアンデプロイできます。この場合、引数: -dbUserおよび-dbPasswordを使用して、SYS以外の管理ユーザーの資格証明を指定する必要があります。-dbPassword引数を指定しない場合、-dbUserが渡されたときにプロンプトが表示されます。

    たとえば:

    $emcli undeploy_plugin_from_server -plugin="oracle.sysman.emfa" -dbUser="SYSMAN_ADMIN" -dbPassword="SYSMAN_ADMIN_Password"

    パッチ適用、プラグイン・デプロイメントまたはアンデプロイメントなどのライフサイクル管理操作をSYS以外のユーザーを使用して実行すると、SYSユーザーを使用してプラグインをアンデプロイできなくなります。

  • メタデータ・プラグインをアンデプロイ/再デプロイする場合は、次のコマンドを実行することをお薦めします。コマンドは、各OMS環境インスタンスで実行する必要があります。
    $emcli metric_control -command=flush_metadata_cache

    Enterprise Managerシステム全体ではなく、OMSからプラグインのみをアンデプロイする場合、Enterprise Manager Cloud Controlコンソール内のプラグイン・ページを使用します。プラグインのみのアンデプロイにrunInstallerは使用しないでください。

Oracle Management Agentからのプラグインのアンデプロイ

プラグインを管理エージェントからアンデプロイするには、次のステップを実行します。

ノート:

  • 次のステップは、廃止および非推奨のプラグインにも適用可能です。

  • プラグインの管理エージェントからのアンデプロイでは、プラグインによりモニターされていたすべてのターゲットが削除されます。

  • プラグインの管理エージェントからのアンデプロイでは、管理エージェントが再起動します。管理エージェントは停止中はターゲットをモニターしません。

  1. 「設定」メニューから「拡張性」「プラグイン」の順に選択します。
  2. プラグイン・ページで、アンデプロイするプラグインを選択し、「アクション」メニューから「アンデプロイ元」「管理エージェント」の順に選択します。
  3. 「管理エージェントからのプラグインのアンデプロイ」ダイアログで、「追加」をクリックし、プラグインをアンデプロイする管理エージェントを追加します。「続行」をクリックします。さらに、「アンデプロイ」をクリックします。
  4. 「確認」ダイアログで「「閉じる」」をクリックします。

    アンデプロイ操作をモニターするには、「ステータスの表示」をクリックします。

ノート:

プラグインの管理エージェントからのアンデプロイでは、プラグインによりモニターされていたすべてのターゲットが削除されます。

プラグインの管理エージェントからのアンデプロイでは、管理エージェントが再起動します。管理エージェントは停止中はターゲットをモニターしません。

プラグインをEM CLIを使用してアンデプロイするには、次のコマンドを使用します。

$emcli undeploy_plugin_from_agent

-plugin="pluginId"

{-agent_names="agent1[;agent2...]" | -all_discovery_only_agents}

検出プラグインのみがデプロイされているすべての管理エージェントから、すべてのバージョンのoracle.sysman.db2プラグインをアンデプロイするには、次のコマンドを使用します。

$emcli undeploy_plugin_from_agent -plugin=oracle.sysman.db2 -all_discovery_only_agents