refresh_wls

1つ以上のOracle WebLogic Serverドメインに対するリフレッシュを有効または無効にします(ターゲット・タイプはweblogic_domain)。このverbでは、domain_refresh_fileというラベルの付いたファイルを読み取り、WebLogic Serverをリフレッシュします。domain_refresh_fileが必要です。これがないとリフレッシュは行われません。リフレッシュを実行する前に、このファイルを作成する必要があります。

書式

emcli refresh_wls
        -input_file=domain_refresh_file:file_path
        [-debug]

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • input_file

    複数行のターゲット名とリフレッシュ・アクション(リフレッシュ対象のWLSドメイン/ファームのリフレッシュの有効化/無効化)を含むCSV(カンマ区切りの値)形式ファイルの完全修飾パス。

    domain_refresh_fileの形式について次の補足情報に注意してください。

    • ターゲット名はドメイン・ターゲットの完全修飾名である必要があります。

    • すべてのターゲットはweblogic_domainタイプとして処理されます。

    • リフレッシュ・オプションの有効な値は、E、DおよびRです。EはWLSドメインのリフレッシュを有効にし、DはWLSドメインのリフレッシュを無効にし、RはWebLogicドメインから削除されるターゲットを削除します。

    • カンマ(,)はデリミタとして使用します。

    • トークンの合計数は各行で固定されていて、2にする必要があります。

    • パラメータの順番は固定です。domain_refresh_fileのサンプル・ファイル構造で、次のように指定されている順序と同じ順序でパラメータを指定する必要があります。

         /Farm01_base_domain/base_domain,D
         	/Farm02_base_domain/base_domain,E
         	/Farm03_base_domain/base_domain,R
      

      最初のエントリはターゲット/Farm01_base_domain/base_domainを無効にし、2番目のエントリはターゲット/Farm02_base_domain/base_domainを有効にし、3番目のエントリは/Farm03_base_domain/base_domainから削除されるターゲットをEnterprise Managerから削除します。

      input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • debug

    デバッグのために冗長モードでverbを実行します。

$emcli refresh_wls 
          -input_file=domain_refresh_file:/tmp/refresh/emcli/
             domain_refresh_file.csv -debug