9 ジョブ・ビュー

ジョブは、頻繁に実行するタスクの自動化を定義するための作業の単位です。この章では、各ジョブ・ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

MGMT$CA_TARGETS

MGMT$CA_TARGETSビューには、修正処理(CA)に関する基本的な情報が含まれています。

表9-1 MGMT$CA_TARGETS

説明

CA_NAME

CAの名前

CA_ID

CAの一意の名前

CA_OWNER

CAの所有者

CA_DESCRIPTION

CAの説明

JOB_TYPE

CAのジョブ・タイプ

TARGET_NAME

CAに関連付けられているターゲットの名前

TARGET_TYPE

CAに関連付けられているターゲットのタイプ

TARGET_GUID

CAに関連付けられているターゲットの一意のID

IS_BROKEN

CAが破損しているかどうかを指定します。

使用可能な値:

  • 1: CAは破損しています

  • 0: CAは破損していません

MGMT$CA_EXECUTIONS

MGMT$CA_EXECUTIONSビューには、修正処理(CA)の実行のサマリーと各実行のステータス、ターゲットが含まれます。

表9-2 MGMT$CA_EXECUTIONS

説明

CA_NAME

CAの名前

CA_OWNER

CAの所有者

CA_ID

CAの一意の名前

JOB_TYPE

CAのジョブ・タイプ

EXECUTION_ID

CAの実行ID

SCHEDULED_TIME

スケジュールされたCAの実行時間

START_TIME

CAの実行の開始時刻(協定世界時(UTC))

END_TIME

CAの実行の終了時刻(UTC)

TRIGGERING_SEVERITY

CAをトリガーした重大度

TARGET_NAME

CAが実行されるターゲットの名前

ノート: この値は、CAが関連付けられているターゲットと異なる場合があります。

TARGET_TYPE

CAが実行されるターゲットのタイプ

TARGET_GUID

CAが実行されるターゲットの一意のID

TIMEZONE_REGION

実行に関連付けられているタイムゾーン・リージョン

STATUS

実行のステータスを表します。

使用可能な値:

  • スケジュール済: 実行がスケジュールされています。

  • 実行中: すでに実行されたか、現在実行中のステップが実行にあります。

  • エラー: 内部エラーが発生し、実行が終了しました。

  • 失敗: 実行の一部のステップが失敗しました。

  • 成功: 実行は想定どおりに進みました。

  • ユーザーによる一時停止: ユーザーが実行を一時停止しました。

  • 一時停止: エージェント使用不可: 管理エージェントにアクセスできないため、実行を続けられません。

  • 停止中: 実行が明示的に停止されました。

  • ロック時に一時停止: 論理ロックが取得されるのを待っているため、実行を続けられません。

  • イベント時に一時停止: 内部イベント(管理エージェントの再起動など)を待っているか、タイムアウトが発生したため、実行を続けられません。

  • ブラックアウト時に一時停止: 実行対象のターゲットがブラックアウトのため、実行が処理されません。

  • 一時停止保留中: ユーザーは実行の一時停止を始動しましたが、一部のステップが一時停止されないため、実行はまだ続けられています。

  • 停止保留中 ユーザーは実行の停止を始動しましたが、実行は、停止できない一部のステップを待っています。

  • 非アクティブ: このステータスは、現在のリリースでは使用されません。

  • キュー: 実行がキューに対して発行され、この実行の完了前に完了する必要のある実行があります。

  • 待機中: この実行は、現在のスケジュールされている実行、実行中の実行または一時停止されている実行と比較して次のスケジュールを追跡します。

  • スキップ: 実行は開始しておらず、対応するスケジュールはスキップされました。スキップの原因は、開始猶予期間を過ぎた、この実行がスケジュールされた時間を過ぎても以前のスケジュールが完了していなかった、OMSが停止していた、など様々です。これらの実行には、対応するステップがありません。

  • 再割当て済: ジョブの所有者が変わり、新規所有者が所有権を反映するようジョブを更新していません。

  • 資格証明が欠落しています: ユーザーによるターゲットの資格証明の指定を待って、実行がブロックされています。

  • 操作必須: ユーザーによる操作を待って、実行がブロックされています。

  • ターゲットの中断で一時停止しました: 対応するターゲットが破損している(メトリック収集の問題がある)ため、実行が処理されません。

STATUS_INTERNAL

実行の内部ステータス。

STATUS_CODE

実行のステータス・コード。この列の意味は、ジョブ・タイプおよび実行に対して行われるステップに応じて異なります。このコードは、通常、ステータスをロールアップするステップの終了コードをマップします。

STATUS_BUCKET

実行が対応するステータス・バケット。

ノート: この値は、リリースによって、あるいはパッチセットによって異なります。この値をフィルタ基準として使用しないことをお薦めします。

STATE_CYCLE

実行のステータスをライフサイクルで表したものが含まれます。

使用可能な値:

  • SCHEDULED: 実行に、実行中のステップがありません。実行に対応するすべてのステップは、すぐに開始されるか、後で開始されるようスケジュールされます。

  • RUNNING: 実行に、実行されたか、実行中のステップが1つ以上ありますが、外部処理を待ってブロックされているステップはありません。

  • SUSPENDED: 実行がブロックされ、外部処理または外部イベントを待っています。たとえば、ユーザーが実行を一時停止した、実行のステップが他のシステムの応答(ブラックアウトのクリア、管理エージェントの再起動など)を待っている、などです。そのような実行は、タイムアウトまたは実行が待っているイベントが発生するまで処理されません。

  • FINISHED: 実行は、これ以上の実行が不可能な最終ステータスに達しました。これらの実行は、通常操作できません(再試行可能な失敗した実行は除きます。しかし、再試行操作では新規実行が作成され、現在の実行に影響しません)。

MGMT$JOBS

MGMT$JOBSビューには、ジョブのスケジュールなど、ジョブに関する情報が表示されます。

表9-3 MGMT$JOBS

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_ID

ジョブの一意システム識別子

JOB_OWNER

ジョブの所有者または作成者

JOB_DESCRIPTION

ジョブ機能を説明するオプションのテキスト

JOB_TYPE

ジョブ・タイプ。たとえば、マルチタスク、SQLスクリプト、OSコマンドなどです。

TARGET_TYPE

ジョブが発行されたターゲットのタイプ。単一ターゲット・ジョブにのみ適用されます。

IS_LIBRARY

ジョブがジョブ・ライブラリの一部であるかどうかを示します。

IS_RESTARTABLE

ジョブを再起動できるかどうかを示します。0は、ジョブを再起動できないことを示します。1は、ジョブを再起動できないことを示します。

デフォルトでは、元のジョブ所有者が削除され、ジョブが別の管理者に移譲された場合、ジョブは再起動できません。

START_TIME

スケジュールされた開始時刻。日次、曜日および日付スケジュールの場合、start_timeはジョブをいつ開始する必要があるかを示します。

END_TIME

すべての定期スケジュールについて、ジョブを実行する最終日(および時刻)です。日次、曜日および日付スケジュールの場合は、日付部分のみ使用されます。

TIMEZONE_TYPE

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1 - リポジトリ(非推奨)

  • 2 - エージェント

  • 3 - 指定されたオフセット/リージョン(GMTからのオフセット)

  • 4 - 指定されたオフセット/リージョン(タイムゾーン・リージョン名)

TIMEZONE_REGION

指定されたタイムゾーン・リージョン

SCHEDULE_TYPE

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1 - 1回

  • 2 - 間隔

  • 3 - 日次

  • 4 - 毎週

  • 5 - 毎月

  • 6 - 毎年

INTERVAL

schedule_typeが間隔(2)の場合、これはジョブを繰り返す間隔(分)です。

EXECUTION_HOURS

ジョブが実行される時刻を指定します。時間は24時間形式(0から23まで)を使用して指定されます。

EXECUTION_MINUTES

ジョブが実行される時刻を指定します。分は0から59までの数字で指定されます。

MONTHS

月日ジョブ・スケジュールの場合は、スケジュールの月を示します。

DAYS

曜日/日付または曜日ジョブ・スケジュールの場合は、曜日/日付を示します。

曜日は1(日曜)から7(土曜)までの数値で指定されます。

日付は1から31までの数値で指定されます。

MGMT$JOB_TARGETS

MGMT$JOB_TARGETSビューには、ジョブが発行されたターゲットが表示されます。

表9-4 MGMT$JOB_TARGETS

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_OWNER

ジョブの所有者または作成者

JOB_ID

発行されたジョブの一意のID

JOB_TYPE

ジョブ・タイプ。たとえば、マルチタスク、SQLスクリプト、OSコマンドなどです。

TARGET_NAME

ジョブが発行されたターゲットの名前

TARGET_TYPE

ジョブが発行されたターゲットのタイプ。単一ターゲット・ジョブにのみ適用されます。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

MGMT$JOB_EXECUTION_HISTORY

MGMT$JOB_EXECUTION_HISTORYビューには、ジョブ実行のサマリーが各実行のステータスおよびターゲットとともに表示されます。

表9-5 MGMT$JOB_EXECUTION_HISTORY

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_OWNER

ジョブの所有者

JOB_ID

ジョブの一意システム識別子

JOB_TYPE

ジョブ・タイプ。たとえば、マルチタスク、SQLスクリプト、OSコマンドなどです。

EXECUTION_ID

一意の実行識別子

SCHEDULED_TIME

ジョブ実行のスケジュールされた時間(TIMEZONE_REGIONで指定されたタイムゾーンを使用)

START_TIME

ジョブが実行された実際の時刻(UTC)

END_TIME

ジョブの実行が終了した実際の時刻(UTC)

TARGET_NAME

ジョブが発行されたターゲットの名前

TARGET_TYPE

ジョブが発行されたターゲットのタイプ。単一ターゲット・ジョブにのみ適用されます。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

TIMEZONE_REGION

ジョブ実行に指定されているタイムゾーン・リージョン

STATUS

ジョブ実行の現在のステータス

有効な値:

  • スケジュール済: ジョブ実行がスケジュールされています。

  • 実行中: すでに実行されたか、現在実行中のステップがジョブ実行にあります。

  • エラー: ジョブ実行で内部エラーが発生し、予期せず終了しました。

  • 失敗: ジョブ実行の一部のステップが失敗しました

  • 成功: ジョブ実行が想定どおりに完了しました。

  • ユーザーによる一時停止: ユーザーがジョブ実行を一時停止しました。

  • 一時停止: エージェント使用不可: 管理エージェントにアクセスできないため、ジョブ実行を続けられません。

  • 停止中: ジョブ実行が停止されました。

  • ロック時に一時停止: 論理ロックが取得されるのを待っているため、ジョブ実行を処理でません。

  • イベント時に一時停止: 内部イベント(管理エージェントの再起動など)を待っているか、タイムアウトが発生したため、ジョブ実行を処理できません。

  • ブラックアウト時に一時停止: 実行対象のターゲットがブラックアウトのため、ジョブ実行を処理できません。

  • 一時停止保留中: ユーザーは実行の一時停止を始動しましたが、一部のステップが一時停止されないため、ジョブ実行はまだ続けられています。

  • 停止保留中 ユーザーは実行の停止を始動しましたが、ジョブ実行は、停止できない一部のステップを待っています。

  • 非アクティブ: このステータスは、現在のリリースでは使用されません。

  • キュー: ジョブ実行がキューに対して発行され、このジョブ実行を処理する前に完了される必要のある他のジョブがあります。

  • 待機中: このジョブ実行は、現在のスケジュールされているジョブ実行、実行中のジョブ実行または一時停止されているジョブ実行と比較して次のスケジュールを追跡します。

  • スキップ: ジョブ実行は開始しておらず、対応するスケジュールはスキップされています。

  • 再割当て済: ジョブの所有者が変わり、新規所有者が所有権を反映するようジョブを更新していません。

  • 資格証明が欠落しています: ジョブ実行がブロックされ、ユーザーによるターゲットの資格証明の指定を待っています。

  • 操作必須: ユーザーによる操作を待って、ジョブ実行がブロックされています。

  • ターゲットの中断で一時停止しました: 対応するターゲットが破損しているため、ジョブ実行が処理されません。

STATUS_INTERNAL

ジョブ実行の内部整数ステータス

STATUS_CODE

ジョブ実行のステータス・コード。この整数は、通常、ステータスをロールアップするステップの終了コードをマップします。

STATUS_BUCKET

実行が対応するステータス・バケット

ノート: この値は、パッチセットによって変わります。この値をフィルタ基準として使用しないことをお薦めします。

STATE_CYCLE

実行のステータスをライフサイクルで表したものが含まれます。

有効な値:

  • SCHEDULED: 実行に、実行中のステップはまだありません。

  • RUNNING: 実行に、実行されたか、実行中のステップが1つ以上あります。ブロックされているステップはありません。

  • SUSPENDED: 実行に、外部処理または外部イベントを待ってブロックされているステップがあります。

  • FINISHED: 実行は、これ以上の実行が不可能な段階に達しました。

SOURCE_EXECUTION_ID

再試行されてこの実行(EXECUTION_ID)の基となった実行。再試行されていない実行の場合、SOURCE_EXECUTION_IDはEXECUTION_IDと同じです。

RETRIED

この実行が再試行の場合、この値は1に設定されます。そうでない場合、0に設定されます。

MGMT$JOB_STEP_HISTORY

MGMT$JOB_STEP_HISTORYビューには、ジョブ実行のステップレベルの詳細が表示されます。

表9-6 MGMT$JOB_STEP_HISTORY

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_OWNER

ジョブの所有者または作成者

JOB_ID

ジョブの一意システム識別子

EXECUTION_ID

一意の実行識別子

STEP_NAME

ジョブ・ステップの名前

START_TIME

ジョブ・ステップの開始時刻

END_TIME

ジョブ・ステップの終了時刻

STATUS

ジョブ実行の現在のステータス

TARGET_NAME

ジョブが発行されたターゲットの名前

TARGET_TYPE

ジョブが発行されたターゲットのタイプ。単一ターゲット・ジョブにのみ適用されます。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のグローバル識別子

OUTPUT

生成されたジョブ出力

STATUS_INTERNAL

ジョブ・ステップの内部整数ステータス

STATUS_CODE

ジョブ実行のステータス・コード。この整数は、通常、ステータスをロールアップするステップの終了コードをマップします。

STEP_ID

ジョブ・ステップのステップID

STEP_TYPE

ジョブ・ステップのステップ・タイプ

MGMT$JOB_ANNOTATIONS

MGMT$JOB_ANNOTATIONSビューには、ジョブ・ステータスの変更に関する注釈のサマリーが表示されます。

表9-7 MGMT$JOB_ANNOTATIONS

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_OWNER

ジョブの所有者または作成者

JOB_STATUS

ジョブ・ステータス。有効な値は次のとおりです。

  • 1: スケジュール済

  • 2: 実行中

  • 3: 中断

  • 4: 失敗

  • 5: 完了

  • 6: 一時停止中

  • 7: エージェント停止

  • 8: 停止中

  • 9: 一時停止中/ロック

  • 11: 一時停止中/ブラックアウト

  • 13: 一時停止保留中

  • 15: キュー

  • 16: 失敗

  • 17: 待機中

  • 18: スキップ

OCCURRENCE_TIMESTAMP

状態変化が発生した時刻

ANNOTATION_MESSAGE

注釈テキスト

ANNOTATION_TIMESTAMP

注釈が作成された時刻

ANNOTATED_BY

注釈を作成したEnterprise Manager管理者

MGMT$JOB_NOTIFICATION_LOG

MGMT$JOB_NOTIFICATION_LOGビューには、ジョブ・ステータスの変更の通知配信の詳細が表示されます。

表9-8 MGMT$JOB_NOTIFICATION_LOG

説明

JOB_NAME

ジョブの一意の名前

JOB_OWNER

ジョブの所有者または作成者

JOB_STATUS

ジョブ・ステータス。

使用可能な値:

  • 1: スケジュール済

  • 2: 実行中

  • 3: 中断

  • 4: 失敗

  • 5: 完了

  • 6: 一時停止中

  • 7: エージェント停止

  • 8: 停止中

  • 9: 一時停止中/ロック

  • 11: 一時停止中/ブラックアウト

  • 13: 一時停止保留中

  • 15: キュー

  • 16: 失敗

  • 17: 待機中

  • 18: スキップ

OCCURRENCE_TIMESTAMP

状態変化が発生した時刻

DELIVERY_MESSAGE

通知配信の成功または失敗を示すメッセージ

DELIVERY_TIMESTAMP

ログ・メッセージが作成された時刻

MGMT$JOB_FINISHED_EXECS

MGMT$JOB_FINISHED_EXECSビューには、履歴ジョブ実行サマリー・データの詳細が表示されます。

説明
ジョブ情報
job_id ジョブのID
job_name ジョブの名前。
job_owner ジョブの所有者
job_type ジョブ・タイプ
system_job

ジョブがシステム・ジョブかどうかを示します

使用可能な値:

  • 0: ユーザー・ジョブ(システム・ジョブではない)
  • 1: システム・ジョブ
  • 2: 失敗時に再試行する必要があるシステム・ジョブ
is_corrective_action ジョブが修正処理かどうかを示します
job_status

ジョブの現在の状態です。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 0: アクティブ
  • 1: 一時停止- ジョブはユーザーにより現在一時停止されています。
  • 2: 停止中- ジョブが停止されました。
  • 3: 再割当て済- 通常は元の所有者が削除されたことが理由で、所有者が変更されました。
  • 4: 期限切れ - ジョブ・タイプは使用不可になりました。
  • 5: 削除保留中 - ジョブは論理的に削除済であり、パージされます。
creation_date ジョブの作成日(UTC: 現在のUTC、タイムゾーン(協定世界時))
job_target_count ジョブのターゲット数
実行情報
execution_id ジョブ実行のID。
old_status ジョブ実行の前のステータス
status

ジョブ実行のステータス

使用可能な値は次のとおりです。

  • 01: スケジュール済 - 実行がスケジュールされています。
  • 02: 実行中 - 実行にすでに実行されたか実行中のステップがあります。
  • 03: 中断 - 実行で内部エラーが発生し、中断されました。
  • 04: 失敗 - 実行の一部のステップが失敗しました。
  • 05: 完了 - 実行が想定どおりに進みました。
  • 06: 一時停止 - ユーザーは実行を一時停止しました。
  • 07: エージェント停止 - エージェントに接続できないため、実行を続行できません。
  • 08: 停止中 - 実行が明示的に停止されました。
  • 09: ロックにより一時停止 - 論理ロックが取得されるのを待っているため、実行が処理されません。
  • 10: イベントにより一時停止 - 内部イベント(通常はエージェントのバウンス)またはタイムアウトが発生するのを待っているため、実行が処理されません。
  • 11: ブラックアウトにより一時停止 - 実行対象のターゲットがブラックアウト中のため、実行が処理されません。
  • 12: 停止保留中 - ユーザーはこの実行の停止を始動しましたが、実行は、停止できないステップを待っています。
  • 13: 一時停止保留中: ユーザーはこの実行の一時停止を始動しましたが、一部のステップが一時停止できないため、実行はまだ続けられています。
  • 14: 非アクティブ - このステータスは使用されなくなりました。
  • 15: キュー - 実行がキューに対して発行され、この実行を続行する前に完了する必要がある実行があります。
  • 16: 再試行に失敗しました - 再試行された実行に失敗しました。現在は使用されません。
  • 17: 待機中 - この実行は、現在スケジュールされている実行、実行中の実行または一時停止されている実行と比較して次のスケジュールを追跡します。
  • 18: スキップ - 実行は開始しておらず、対応するスケジュールはスキップされました。スキップの原因は、開始猶予期間を過ぎた、この実行がスケジュールされた時間を過ぎても以前のスケジュールがまだ完了していなかった、OMSが停止していた、など様々です。これらの実行には対応するステップがありません。
  • 19: 削除保留中 - 実行は論理的に削除済であり、パージされます。
  • 20: 再割当て済 - ジョブの所有者が変わり、新規所有者が所有権を反映するようジョブを更新していません。
  • 21: 一時停止/資格証明 - ユーザーによるターゲットの資格証明の指定を待って、実行がブロックされています。
  • 22: アクション必須 - ユーザーによる操作を待って、実行がブロックされています。
  • 23: 実行制限超過 - 通知のみに使用される仮ステータス
  • 24: 停止処理中 - 停止操作を実行しています。
  • 25: 停止保留中/破損 - エラーのため実行を停止できませんでした。
  • 26: 一時停止/破損 - 対応するターゲットが破損している(メトリック収集の問題がある)ため、実行を処理できません。
  • 27: 無視 - 実行が無視されました。現在は使用されません。
  • 28: CA破損 - CAが破損しているため、実行を処理できません。内部使用のみ。
status_bucket

ジョブ実行が属するステータス・バケット

現在の使用可能な値:

  • 990: アクティブ(ステータス・バケット)
    • 1: スケジュール済
    • 2: 実行中
    • 22: アクション必須
    • 6: 一時停止中
  • 5: 成功(ステータス・バケット)
  • 4: 問題(ステータス・バケット)
    • 3: エラー
    • 4: 失敗
    • 8: 停止中
    • 14: 非アクティブ
    • 18: スキップ
    • 20: 再割当て済
    • 21: 資格証明なし

ノート:

これらの値は、使用するバージョンによって若干異なる場合があります。
status_detail ジョブ実行ステータスの詳細

使用可能な値:

  • STATUS_DETAIL_NONE= 0 - 追加の詳細なし
  • STATUS_DETAIL_ALL = -1 - STOP(PENDING)の検索にのみ使用されます。
  • STATUS:DETAIL_STOP_PND_NO_SCH_NEXT=60 -- 停止保留中。次をスケジュールしないでください。
  • DETAIL_STOP_PND_SCH_NEXT= 61 -- 停止保留中。次をスケジュールしてください。
  • DETAIL_STOPPED_BY_RTL = 62 -- RTLにより停止しました: 次をスケジュールしてください。使用されていません。
  • DETAIL_STOPPED_BY_UPGRADE= 63 - アップグレードにより停止しました。次をスケジュールしてください。完了しました(エラーあり)
  • DETAIL_COMPLETED_ERRORS := 71 - エラーで完了しました。待機中
  • STATUSDETAIL_START_WAITING = 77 - 待機を開始しました。
  • DETAIL_GRACE_WAITING= 78 - SKIPPEDステータスの特定の時間の待機を開始しました。
  • DETAIL_SKIPPED_USER_SUSPEND = 81 - ユーザーが実行を一時停止したためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_SYSTEM_SUSPEND = 82 システムが実行を一時停止したためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_RUNNING = 83 - すでに実行されているためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_EXPIRY = 84 - 実行の期限が切れたためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_USER = 85 - ユーザーが操作したためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_SYSTEM = 86 - システム・アクションのためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_UNMIGRATE = 87 - 未移行のターゲットが使用されたためスキップされました。
  • DETAIL_SKIPPED_REASSIGNED = 89 - ジョブの所有者が変更されたためスキップされました。
expected_start_time ジョブ実行の予想開始時間(UTC: 現在のUTC、タイムゾーン(協定世界時))
start_time ジョブ実行の開始時間(UTC: 現在のUTC、タイムゾーン(協定世界時))
end_time ジョブ実行の終了時間(UTC: 現在のUTC、タイムゾーン(協定世界時))
queue_id ジョブが実行されたキューのID
queue_index キュー内のジョブ実行の索引
triggering_severity 実行が修正処理である場合に、実行をトリガーした重大度またはポリシー違反のGUIDこれは、mgmt_violations表の情報の問合せに使用できます。

GUIDの例:

123ABCDEF12A12A1A123A1A12345ABC
deleted_target_guid ジョブの削除されたターゲットのGUID
base_priority 実行のベース優先度スコア。スコアは整数値であり、値が大きいほど実行の優先度が高くなります。

実行の優先度は、ジョブまたは動作対象のターゲットの様々なプロパティに基づいて計算およびキャッシュ(またはキャッシュから取得)します。

優先度は次によって決定されます。

  • 動作対象のターゲットのライフサイクル・ステータス
  • 実行のターゲット・リスト索引
  • システム・ジョブの場合、クリティカル・ジョブか優先度の高いジョブかに関係なく、様々な決定による計算値が合計され、ベース優先度が作成されます。

ベース優先度の値が大きいほど、実行の優先度は高くなります。優先度はさらに上下に移動できます。たとえば、特定の実行のステップがエラーで何度も失敗する場合には下に移動し、ステップを準備完了とマークしてから現在の時間までの時間が長くなり、ステップがピックアップされない場合は上に移動します。

count_steps_completed ジョブ実行の完了ステップ数
count_total_steps ジョブ実行の合計ステップ数。
retry_count ジョブ実行の再試行回数。
count_num_of_steps このジョブの一部として実行されたステップの合計数
count_num_of_params ジョブ実行のパラメータ数。
ターゲット情報
target_count ジョブ・ターゲットの数。
target_guid ジョブのターゲットのGUID。
target_name ジョブのターゲットの名前。
target_type ジョブのターゲットのタイプ。
target_task_name ジョブのターゲットのタスク名。