6 Exadata Cloud Serviceの監視
Exadata Cloud Serviceターゲットとそのメンバー・ターゲットが検出された後、Oracle Enterprise Manager Cloud Control環境を使用してターゲットを監視し、それらのパフォーマンスに関する洞察を得ることができます。
内容は次のとおりです。
Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customerターゲットでは、現在、前述のパフォーマンス情報を使用できます。
Exadataメトリックのアクセス
Oracle Exadataで使用可能なメトリックの完全なリストは、Enterprise Manager Oracle Engineered Systemsメトリック・リファレンス・マニュアルのOracle Exadataを参照してください。
使用可能なExadataメトリックにアクセスするには:
Exadataフラッシュディスクおよびハードディスク集計メトリックの例
このメトリック・カテゴリには、セル内のハード・ディスクまたはフラッシュ・ディスクを対象として集計されたメトリックが含まれます。すべてのメトリックページからこのメトリックを選択すると、次に示されているように上位レベルのサマリーが生成されます。
すべてのメトリックページのExadataフラッシュディスクおよびハードディスク集計メトリック」を展開して、セルディスクから読み取られた平均バイト数を示す「平均セルディスク読取りスループット」やセルディスクへの合計入出力負荷を示す「合計セルディスクIO負荷」などの様々なメトリック詳細を表示します。
「Exadataセル」メトリックの例
このメトリック・カテゴリには、CPU使用率やメモリー使用率など、各セルのセル・レベルで収集されたパフォーマンス・メトリックなどが含まれます。すべてのメトリックページからこのメトリックを選択すると、次に示されているように上位レベルのサマリーが生成されます。
すべてのメトリックページの「Exadataセル・メトリック」を展開して、CPU使用率に関する情報を提供する「CPU使用率」や、IORMが達成するように構成された最適化の目的(たとえば、OLTP指向データベースの場合は「低レイテンシ」または「平均化」、データ・ウェアハウスの場合は「高スループット」)を提供する「ディスクI/Oの目標」など、様々なメトリック詳細を表示します。