PDBの切断および接続
PDBを接続および切断するには、次のステップを実行します。
PDBの切断
- 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」、「データベースのプロビジョニング」の順に選択します。「データベースのプロビジョニング」ページの「関連リンク」で、「プラガブル・データベースのプロビジョニング」をクリックします。
- プラガブル・データベースのプロビジョニング・コンソールで、PDBを切断するCDBを選択します。
- 「PDB操作」セクションで、「プラガブル・データベースの切断」を選択します。
- 「起動」をクリックします。
- 「プラガブル・データベースの切断」ウィザードのPDBの選択ページの「プラガブル・データベースの選択」セクションで、切断するPDBを選択します。一度切断されたPDBは停止および削除されるので注意してください。
- 「CDBホスト資格証明」セクションで、ターゲットのCDB Oracleホーム所有者のホスト資格証明を選択するか指定します。「優先」、「名前付き」または「新規」を選択します。Exadata Cloud RACの場合は、通常ホスト資格証明にOPCユーザーを使用します。
- 宛先ページで、PDBを切断するために生成するPDBテンプレートのタイプおよび格納する場所を選択します。PDBテンプレートは、すべてのデータファイルおよびメタデータXMLファイルで構成されます。
- 「ターゲット・ホスト・ファイル・システム」を選択して、(PDBを切断する) CDBホストにPDBテンプレートを格納します
- 「PDBファイル・セットの生成」を選択して、RMANファイル・セットを生成します。これにより、すべてのデータファイルと個別のメタデータXMLファイルを含むDFBファイルが作成されます。
ノート:
ソースCDBおよびターゲットCDBで記憶域にASMを使用している場合、このオプションを選択することをお薦めします。 - 「PDBメタデータ・ファイルの生成」を選択してメタデータXMLファイルのみを生成し、メタデータXMLファイルを作成する場所を選択します。このオプションでは、切断後、PDBデータファイルはソースPDBの場所に残ります。
- データファイルおよびそれに含まれるメタデータXMLファイルを含むTARファイルの「PDBアーカイブの生成」は、Exadata Cloud TDE対応データベース19c以降の有効なオプションではありません。ソースCDBおよびターゲットCDBで記憶域にファイル・システムを使用している場合、このオプションを選択することをお薦めします。記憶域としてASMを使用しているPDBでは、このオプションはサポートされません。
- 「PDBファイル・セットの生成」を選択して、RMANファイル・セットを生成します。これにより、すべてのデータファイルと個別のメタデータXMLファイルを含むDFBファイルが作成されます。
- 「ソフトウェア・ライブラリ」を選択して、PDBテンプレートをOracleソフトウェア・ライブラリに格納します。
- 「PDBファイル・セットの生成」を選択して、アーカイブ・ファイル・セットを生成します。これにより、すべてのデータファイルと個別のメタデータXMLファイルを含むDFBファイルが作成されます。これは、Exadata Cloud TDE対応データベース19c以降の有効なオプションではありません。
- 「PDBメタデータ・ファイルの生成」を選択してメタデータXMLファイルのみを生成し、メタデータXMLファイルを作成する場所を選択します。
- データファイルおよびそれに含まれるメタデータXMLファイルを含むTARファイルの「PDBアーカイブの生成」は、Exadata Cloudの有効なオプションではありません。ソースCDBおよびターゲットCDBで記憶域にファイル・システムを使用している場合、このオプションを選択することをお薦めします。記憶域としてASMを使用しているPDBでは、このオプションはサポートされません。
- 一意のPDBテンプレート名を入力します。テンプレートはデフォルトの場所に作成されます:
Database Configuration/<db_release>/<platform>/Database Templates
- ソフトウェア・ライブラリにアップロードする前にEnterprise Managerでアーカイブを作成できる一時的な場所を入力します。
CDBがTDE対応の場合は、TDEウォレット・パスワードを入力します。新しいウォレット・トランスポート・シークレットと、切断操作後にウォレットが格納されるウォレット・ロケーションを指定します。RACデータベースの場合、すべてのノードからTDEウォレット・ロケーションにアクセスできることを確認します。
- 「ターゲット・ホスト・ファイル・システム」を選択して、(PDBを切断する) CDBホストにPDBテンプレートを格納します
- スケジュール・ページで、デプロイ用の一意のデプロイメント・プロシージャ・インスタンス名およびスケジュールを入力します。
- 「次」をクリックします。
- 確認ページで、デプロイメント・プロシージャに対して指定した詳細を確認します。詳細に問題がなければ「発行」をクリックします。
- プロシージャ・アクティビティ・ページで、プロシージャのステータスを表示します。ロギング・レベルのデバッグを設定するには、「プロシージャ・アクション」メニューから「デバッグ」を選択します。「停止」を選択して、プロシージャの実行を停止します。
PDBの接続
- 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」、「データベースのプロビジョニング」の順に選択します。データベースのプロビジョニング・ページの左側のメニュー・ペインの「関連リンク」セクションで、「プラガブル・データベースのプロビジョニング」をクリックします。
- プラガブル・データベースのプロビジョニング・コンソールの「コンテナ・データベース」セクションで、切断したPDBを追加するCDBを選択します。
- 「PDB操作」セクションで、新しいプラガブル・データベースの作成を選択します
- 「起動」をクリックします。
- プラガブル・データベースの作成ウィザードの「作成オプション」ページにあるプラガブル・データベースの作成オプションセクションで、「切断されたPDBの接続」を選択します
- 「コンテナ・データベース・ホスト資格証明」セクションで、ターゲットのCDB Oracleホーム所有者のホスト資格証明を選択するか指定します。「優先」、「名前付き」または「新規」を選択できます。
- 「次」をクリックします。
- IDページで、プラグインするPDBの一意の名前を入力します。
「クローンとして作成」を選択すると、Oracle Databaseは一意のPDB DBID、GUIDおよび新規PDBで予期されるその他の識別子を生成します。
TDE対応PDBの場合は、PDB接続操作用のウォレット・パスワードおよびウォレット・トランスポートを入力します。
- 接続するPDBの新しい管理ユーザー・アカウントを作成する場合、「PDB管理者の作成」を選択して、必要な資格証明を入力します。それ以外の場合、「PDB管理者の作成」の選択を解除します。
- 「PDBテンプレートの場所」セクションで、ソースPDBのテンプレートがある場所を選択し、次いでPDBテンプレートのタイプを選択します。切断したプラガブル・データベースの接続に、「識別」ページの「PDBテンプレートの場所」セクションが表示されます。
- TDE対応CDBの場合は、ウォレット・ファイル、宛先CDBのウォレット・パスワードおよび切断操作時に渡されるウォレット・トランスポート・シークレットを入力します。
- 「次」をクリックします。
- 「ストレージ」ページで、目的の構成に応じて「Oracle Managed Files(OMF)の使用」または「PDBデータファイルに対して共通の場所を使用」を選択します。
- 「一時作業ディレクトリ」セクションで、PDB作成プロセスで生成された一時ファイルを格納できる場所を入力します。
- 作成後スクリプトセクションで、PDBをプラグインした後にこのプロシージャの一部として実行するカスタムSQLスクリプトを選択します。
- 「次」をクリックします。
- スケジュール・ページで、デプロイ用の一意のデプロイメント・プロシージャ・インスタンス名およびスケジュールを入力します。
- 「次」をクリックします。
- 確認ページで、デプロイメント・プロシージャに対して指定した詳細を確認します。詳細に問題がなければ「発行」をクリックします。