インフィニバンド・ファブリックの管理
すべてのインフィニバンド・スイッチは、データベース・マシン検出ワークフロー時に自動的に検出され(「Exadata Database Machineの検出」を参照)、自動的にIBFabric@<switch-name>というグループにグループ化されます。
ノート:
インフィニバンド・ファブリック・ターゲットは、RoCE Exadataでは使用できません。
- Enterprise Managerホームページから、「ターゲット」、「Oracle Exadataデータベース・マシンおよびクラウド・サービス」の順に選択します。
- 「ターゲット・ナビゲーション」ペインで、リストからインフィニバンド・ファブリックを選択します。
- IBファブリックペインでは、すべてのインフィニバンド・スイッチの概要とアクティビティ・サマリーを表示できます。
- 「リフレッシュ」をクリックして、インフィニバンド・スキーマの「リクエストごと」のリフレッシュを行います。「更新」では、リアルタイム・データが反映されます。
次のトピックは、インフィニバンド・ネットワークの管理に対応しています。
インフィニバンド/RoCEスイッチのメトリック
- ステータス/可用性
- ポートのステータス
- バイタル・サイン: CPU、メモリー、電源、温度
- ネットワーク・インタフェースの様々なデータ
- 受信トラフィックのエラー、トラフィックのKb/秒およびパーセンテージ
- 送信トラフィックのエラー、トラフィックのKb/秒およびパーセンテージ
- 管理および操作の帯域幅(MB/秒)
インフィニバンド・ファブリックには、次のメトリックが使用できます。
スイッチの集計済ステータス
「集計センサー」は、複数のセンサーからの入力を取り込んでデータを集計することにより、注意を必要とするスイッチ関連の問題を特定します。スイッチのコンポーネントに対してセンサーがAsserted状態(問題があることを示す)またはDeasserted(問題がクリアされたことを示す)になると、関連付けられたEnterprise Managerイベントが生成されます。
レスポンス
これは、インフィニバンド/RoCEスイッチの可用性を示す主要メトリックです。デフォルトでは、これはスイッチの管理インタフェースを介して60秒ごとに収集されます。
スイッチ構成
このメトリックはスイッチ構成を取得します。収集される情報は、Oracleサポートにとってのみ有益なもので、デバッグ時の補助情報として使用されます。
スイッチの基本ステータス
このメトリックは、起動済などのスイッチの基本ステータス、ロケータ・ライトのステータス、電力ステータスおよびスイッチの全体的なステータスを示します。
センサー・ステータス
このメトリックは、スイッチで使用可能な各種センサー(電源、ファン、マザーボード、冷却など)のステータスを示します。
スイッチ・ポート統計
このメトリックは、受信エラーと送信エラーの数、受信オクテットと送信オクテットの数に関する情報を示します。
コンポーネントの状態
このメトリックは、各種コンポーネント()の状態と、インフィニバンドおよびイーサネットの各種ポートの状態を示します。
ネットワーク・ポート・インフィニバンドのパフォーマンス
このメトリックは、各インフィニバンド・ポートのパフォーマンス・データを示します。