21 トラブルシューティングおよびベスト・プラクティス
この章では、Coherenceのトラブルシューティングに関するヒントおよびCoherenceのベスト・プラクティスについて説明します。内容は次のとおりです。
Coherenceのトラブルシューティング
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メトリック・データの収集: メトリック・データを収集できないCoherenceターゲットがある場合は、次の内容をチェックして、ターゲットの検出に関連するステップを正しく行ったか確認してください。
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管理ノードの起動に成功していること、およびエージェント・ホストから管理ノードが稼働しているホストにアクセスできることを確認します。
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パスワード認証を有効にしている場合は、適切なユーザー名とパスワードを指定。
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管理ノードの起動にSSLを使用していない場合は、
com.sun.management.jmxremote.ssl=false
オプションを使用してJVMを起動していることを確認します。
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動的クライアント・ノード: 常時実行されているわけではない動的クライアント・ノードがある場合、これらのノードをクラスタから削除し、プロキシ・サービスを使用できます。
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ノードのターゲット・プロリファレーション: ノードのターゲット・プロリファレーションがある場合、ノードに対してNULL値または重複した
tangosol.coherence.member
値が指定されている可能性があります。tangosol.coherence.member
プロパティに対して、各ノードがNULLでない、一意の値を持っていることを確認します。