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1 コネクタの概要

Hewlett-Packard Operations Manager Connector (バージョン12.1.0.3.0)により、Enterprise ManagerとHP Operations Manager Unix (OMU) (バージョン9.0)がWebサービスを介して統合されます。 このコネクタを使用すると、Enterprise Managerで生成されたイベントに関するメッセージをOMUシステムで作成、更新またはクローズできます。 これは、1方向のコネクタであるため、情報はEnterprise ManagerからOMUの方向にのみ流れます。 OMUで行われた変更はEnterprise Managerに反映されません。

この章の以降の項では、次の項目について説明します。

OMUのメッセージおよび承認

概念的には、Oracle Enterprise Managerのイベントは、OMUのメッセージに相当します。 OMUでは、メッセージはイベント発生時に操作に対して生成される情報です。

OMUで、承認という用語は、ほとんどのアプリケーションでの意味とは異なります。 OMUでメッセージの承認とは、イベントが解決されて、メッセージがクローズされることを意味します。

ノート:

Enterprise Managerで発生したメッセージはOMUで承認しないでください。 これによって、Enterprise Managerで対応するイベントが更新(重大度の変更やクリアなど)されるたびにエラーが発生し、コネクタはOMUでメッセージを更新しようとします。

「再試行」オプション

「コネクタ構成」ページで使用できる「再試行」セクションでは、失敗した操作を、構成可能な有効期限内に再試行する必要があるかどうかを指定できます。

「再試行」オプションを有効にすると、リクエストが最初に失敗した場合に作成または更新のリクエストを再送信するかどうかを指定し、再試行を中止するまでの時間を指定できます。 Enterprise Managerでは、リクエストが成功するか、再試行間隔が経過するまで、2分ごとに再試行します。

サポートされるバージョン

このコネクタでは、次のバージョンのOracle Enterprise ManagerおよびHP Operations Managerがサポートされています。

  • Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c リリース1 (12.1.0.1)以上のバージョン

  • HP Operations Managerバージョン9

HP Operations Managerリリース12.1.0.3.0に対して基本となるEnterprise Managerバージョン番号は、Enterprise Manager 12c リリース1 (12.1.0.1)です。