4 デプロイ後の構成
この章で説明する項は、次のとおりです。
JDBCドライバの設定
次のステップに従って、Sybase Adaptive ServerプラグインにjConnectを設定します。
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jConnect JDBCドライバのバージョン7.0をダウンロードします。
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SAPのWebサイトにアクセスします。
https://support.sap.com/swdc
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アクティブなSAPサポート資格情報を使用してログインします。
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ページの左側で、「Databases」を選択します。
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「SAP Adaptive Server Enterprise」を選択します。
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SAPサポート資格情報を使用して再認証します。
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「Database Patches」を選択します。
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「SAP ASE FOR BUSINESS SUITE」を選択します。
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「SAP ASE 16 DBCLIENT BUS.SUITE」を選択します
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ドライバを配置する適切なプラットフォーム(Oracle Management Agentホスト)を選択します。
- AIX 64ビット
- HP-UX on IA64 64ビット
- Linux on x86_64 64ビット
- Oracle Solaris on SPARC 64ビット
- Windows on x64 64ビット
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「ASEBC1600002」のチェック・ボックスを選択し、「Add to Download Basket」をクリックします。
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SAPサポート資格情報を使用して再認証します。ダウンロード・バスケットに追加されたら、ポップアップ・ダイアログ・ボックスを閉じます。
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「Maintain Download Basket」をクリックします。
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ポップアップ・ウィンドウで、説明列の「ASEBC1600002」をクリックします。
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Webブラウザでファイル
ASEBC1600002_0-20012477.SAR
のダウンロードが開始されます。 -
SAPの
sapcar.exe
抽出ユーティリティを使用して、ダウンロードされた.sar
ファイルを抽出します。これは、Windowsホストで実行する必要があります。詳細は、「SAPCARのダウンロード」を参照してください。 -
.sar
ファイルを抽出した後、jconn4.jar
ファイルがsybjdbc\jconn4.jar
ディレクトリに配置されている必要があります。
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存在しない場合は、
$ORACLE_HOME\plugins\dependencies\oracle.em.ssad\jdbcdriver\
ディレクトリを作成します。 -
JDBCドライバ・ファイル(
jConn.jar
)を$ORACLE_HOME\plugins\dependencies\oracle.em.ssad\jdbcdriver\
ディレクトリにコピーします。
監視対象インスタンスの追加
プラグインが正常にデプロイできたら、次のステップに従って、プラグイン・ターゲットをCloud Controlに追加します。これにより、ターゲットが集中的な監視および管理の対象になります。
図4-3 Sybase Adaptive Server Enterpriseの追加ページ

プラグインをデプロイして、環境内で1つ以上のターゲットを監視するように構成した後、プラグインの監視設定をカスタマイズできます。これにより、環境の特別な要件を満たすようにメトリックの収集間隔およびしきい値の設定を変更できます。メトリックの収集を1つ以上無効にした場合、メトリックなどに関するレポートに影響を与える可能性があります。
プラグインの検査および検証
プラグインでデータの収集が開始するまで数分間待機した後、次のステップを使用して、プラグイン・ターゲットがEnterprise Managerで適切に監視されていることを検査および検証します。