3 Microsoft SQL Serverターゲットの検出
この項の内容は次のとおりです。
ターゲットの検出
プラグインが正常にデプロイできたら、次のステップに従って、プラグイン・ターゲットをCloud Controlに追加します。これにより、ターゲットが集中的な監視および管理の対象になります。
図3-2 Microsoft SQL Serverの追加

EMCLIを使用したターゲットの追加
EMCLIを使用してMicrosoft SQL Serverターゲットを追加するには、例3-1に示すように、add_target
動詞を使用します。
次のオプションを指定する必要があります。
-
ターゲット名:
*-name*
アルファベット文字で開始し、英数字、マルチバイト文字、スペース、-、_、.、:、/、(、)のみを使用する必要があり、最大長は256文字です。
-
ターゲット・タイプ:
*-type*
常に
"microsoft_sqlserver_database"
を使用します(引用符を含む)。 -
ホスト名:
*-host*
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているマシンのネットワーク名です。
-
ターゲット・インスタンス・プロパティ:
*-properties*
ターゲット・インスタンスのプロパティの名前と値のペアのリストです。使用可能なプロパティ名は次のとおりです。
SysUserName SysPassword DBUserName DBpassword Role dbBackupPath WinSecurityEnabled jdbcdriver url
-
プロパティのセパレータ・デリミタ:
*-separator=properties*
-propertiesオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
-
プロパティのサブセパレータ・デリミタ:
*-subseparator=properties*
-propertiesオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。SQL Serverプラグインの場合は、プラス+記号を使用することをお薦めします。
例3-1 EMCLIを使用したMicrosoft SQL Serverターゲットの追加
emcli.bat add_target
-name=“SqlServerTarget"
-type="microsoft_sqlserver_database"
-host=“HostTargetName"
-properties="jdbcdriver+com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver;
url+jdbc:sqlserver://SqlServerHost.domain.localnet:1433;
DBUserName+sa;DBpassword+password;
SysUserName+SqlServerHost.domain.localnet\Administrator;
SysPassword+password;WinSecurityEnabled+No;"
-subseparator=properties="+"