コンソールを使用したExadata Cloud@CustomerでのOracle Databaseホームの作成
コンソールを使用して既存のVMクラスタにOracle Databaseホームを作成するには、必要なフィールドに値を指定する準備をします。
- ナビゲーション・メニューを開きます。 Oracle Databaseで、Exadata Cloud@Customerをクリックします。
VMクラスタがデフォルトで選択されています。 - 「コンパートメント」を選択します。
選択したコンパートメントのVMクラスタのリストが表示されます。 - VMクラスタのリストで、データベース・ホームを作成するVMクラスタをクリックします。
- 「リソース」で、「データベース・ホーム」をクリックします。
- 「データベース・ホームの作成」をクリックします。
- 「データベース・ホームの作成」ダイアログで、次のように入力します:
- データベース・ホーム表示名: データベース・ホームの表示名。
- データベース・イメージ: データベースに使用するOracle Databaseのバージョンを決定します。 Exadata VMクラスタでデータベース・バージョンを混在させることはできますが、エディションを混在させることはできません。 デフォルトでは、最新のOracle公開データベース・ソフトウェア・イメージが選択されています。
「データベース・イメージの変更」をクリックして、古いOracle公開イメージまたはカスタム・データベース・ソフトウェア・イメージを使用するか、事前に作成したイメージ・タイプを選択します。
Oracle提供のデータベース・ソフトウェア・イメージ: これらのイメージには、一般に使用可能なバージョンのOracle Databaseソフトウェアが含まれています。
カスタム・データベース・ソフトウェア・イメージ: これらのイメージは組織によって作成され、ソフトウェア更新およびパッチのカスタマイズされた構成が含まれます。 「コンパートメントの選択」および「データベース・バージョンの選択」セレクタを使用して、カスタム・データベース・ソフトウェア・イメージのリストを特定のコンパートメントまたはOracle Databaseソフトウェアのメジャー・リリース・バージョンに制限します。
ソフトウェア・イメージを選択したら、「選択」をクリックして「データベース・ホームの作成」ダイアログに戻ります。
ノート
Oracleでは、最新のN-3より古いカスタム・データベース・ソフトウェア・イメージを使用することをお薦めします。
次の場合、データベース・ホームの作成にデータベース・ソフトウェア・イメージを使用できません:
- データベース・ソフトウェア・イメージのデータベース・バージョンはサポートされていません。 たとえば、11.2.0.4を使用して作成されたデータベース・ソフトウェア・イメージは、2022年12月31日以降にデータベース・ホーム・プロビジョニングに使用できなくなります。
- Exadataモデルは、PSU/RUバージョンのデータベース・ソフトウェア・イメージをサポートしている必要があります。 たとえば、19cリリースの場合、X8M-2モデルはRUバージョン19.4以上をサポートしています。
- Exadata Cloud@Customerサービス内でデータベース・ホームをプロビジョニングおよびパッチ適用する際に使用できるのは、特にExadata Cloud@Customerサービスのコンテキストで作成されたデータベース・ソフトウェア・イメージのみです。
- データベース・ソフトウェア・イメージは
Available
状態ではありません。つまり、Deleted
またはUpdated
です。
-
Show Advanced Options
拡張オプションを構成することもできます。
- タグ: (Optional)タグの適用を選択できます。 リソースを作成する権限がある場合は、そのリソースにフリー・フォーム・タグを適用する権限もあります。 定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。 タグ付けの詳細は、「リソース・タグ」を参照してください。 タグを適用する必要があるかどうかわからない場合は、このオプションをスキップするか(後でタグを適用できます)、管理者に問い合せてください。
ホームのインストール後、最新のパッチが入手可能な場合は、最新のものにパッチを適用してください。
- 「作成」をクリックします。
データベース・ホームの作成が完了すると、ステータスがProvisioning
からAvailable
に変更されます。