30 APEX_MAIL
APEX_MAILパッケージを使用してOracle Application Expressアプリケーションから電子メールを送信できます。このパッケージは、Oracleで提供されるUTL_SMTPパッケージをベースとして構築されています。このような依存性があるため、APEX_MAILを使用するには、UTL_SMTPパッケージがインストールされており、機能している必要があります。
               
APEX_MAILには次の3つの重要なプロシージャが含まれています。
                  - アプリケーションから外部へ電子メール・メッセージを送信するには、APEX_MAIL.SENDを使用します。
- APEX_MAIL_QUEUEに格納されたメール・メッセージを配信するには、- APEX_MAIL.PUSH_QUEUEを使用します。
- アプリケーションから外部へ添付として電子メール・メッセージを送信するには、APEX_MAIL.ADD_ATTACHMENTを使用します。
Application Expressでインストールされるデータベース・ジョブ、ORACLE_APEX_MAIL_QUEUEは、アクティブなメール・キューに格納されているすべてのメール・メッセージを定期的に送信します。
               
ノート:
APEX_MAILパッケージは、コールを実行するデータベース・ユーザーがApplication Expressワークスペースにマップされているかぎり、Application Expressアプリケーションのコンテキスト外から(SQL*Plusからやデータベース・スケジューラ・ジョブからなど)使用できます。データベース・ユーザーが複数のワークスペースにマップされている場合、次の例に示すように、まずAPEX_UTIL.SET_WORKSPACEまたはAPEX_UTIL.SET_SECURITY_GROUP_IDをコールする必要があります。APEX_MAILパッケージは、APEX_ADMINISTRATOR_ROLEロールが付与されていないかぎり、どのワークスペースにもマップされていないデータベース・ユーザーが使用することはできません。
                  
- Example 1
apex_util.set_workspace(p_workspace => 'MY_WORKSPACE');
-- Example 2
FOR c1 in (
   select workspace_id
     from apex_applications
    where application_id = 100 )
LOOP
   apex_util.set_security_group_id(p_security_group_id => c1.workspace_id);
END LOOP;- 電子メールを送信するためのOracle Application Expressの構成
- ADD_ATTACHMENTプロシージャのシグネチャ1
- ADD_ATTACHMENTプロシージャのシグネチャ2
- GET_IMAGES_URLファンクション
- GET_INSTANCE_URLファンクション
- PREPARE_TEMPLATEプロシージャ
- PUSH_QUEUEプロシージャ
- SENDファンクションのシグネチャ1
- SENDファンクションのシグネチャ2
- SENDプロシージャのシグネチャ1
- SENDプロシージャのシグネチャ2
参照:
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                        UTL_SMTPパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください 
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                        Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのアプリケーションからの電子メールの送信