30.7 PUSH_QUEUEプロシージャ
Oracle Application Expressでは、APEX_MAIL_QUEUEという名前の表に未送信の電子メール・メッセージが格納されます。APEX_MAIL.PUSH_QUEUEプロシージャを呼び出して、このキューに格納されているメール・メッセージを指定のSMTPゲートウェイに手動で送信できます。
                  
Oracle Application Expressによって、正常に送信されたメッセージのログが、サーバーのローカル時間でのタイムスタンプとともにAPEX_MAIL_LOGに作成されます。 
                  
構文
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE(
    p_smtp_hostname             IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_smtp_portno               IN    NUMBER   DEFAULT NULL);
パラメータ
表30-4 PUSH_QUEUEのパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | SMTPゲートウェイのホスト名 | 
|   | SMTPゲートウェイのポート番号 | 
これらのパラメータの値は下位互換性を確保するために提供されていますが、各パラメータの値は無視されます。電子メールを送信する際のSMTPゲートウェイのホスト名およびSMTPゲートウェイのポート番号は、「環境設定の管理」で入力された値のみが使用されます。
例
次の例に、シェル・スクリプトを使用してAPEX_MAIL.PUSH_QUEUEプロシージャを使用する方法を示します。この例はUNIX/LINUXインストールにのみ適用します。 
                  
SQLPLUS / <<EOF
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE;
DISCONNECT
EXIT
EOF参照:
- 
                           Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのアプリケーションからの電子メールの送信 
- 
                           Oracle Application Express管理ガイドの電子メールの構成 
- 
                           Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドのアプリケーションからの電子メールの送信 
親トピック: APEX_MAIL