21.1 使用可能なパラメータ値
表21-1に、APEX_INSTANCE_ADMINパッケージ内で設定可能なすべてのパラメータ値(電子メール、ウォレット、レポート出力用のパラメータなど)を示します。パラメータにパスワードが含まれていないかぎり、APEX_INSTANCE_PARAMETERSディクショナリ・ビューを問い合せて、これらのパラメータの現在の値を確認できます。
                  
表21-1 使用可能なパラメータ
| パラメータ名 | 説明 | 
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 | アカウントが期限切れになるまでの、エンド・ユーザー・アカウント・パスワードの最大有効日数。 | 
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 | サポートされているハッシュ・アルゴリズムのカンマ区切りリスト(デフォルトは | 
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 | 設定すると、URLのホスト名部分にこの値が含まれる場合、ユーザーはアプリケーションにしかナビゲートできません。インスタンス管理者は、ワークスペース・レベルでさらに詳細な値を構成できます。 | 
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 | このパラメータは、Oracle Database 12cを実行している場合にのみサポートされます。 
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 | デフォルトの | 
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 | 内部ビルダー・アプリケーションの認証スキームを制御します。有効なパラメータ値は次のとおりです。 
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 | Application Expressで公開される組込みRESTfulサービスへのアクセスに使用されるURIパス接頭辞を制御します。たとえば、 | 
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 | アプリケーション・アクティビティ・ログのインスタンス全体の設定を制御します([A]常に使用、[N]使用しない、[U]アプリケーションの設定を使用)。 | 
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 | Webシートまたはデータベース・アプリケーションの使用可能な最大ID。 | 
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 | Webシートまたはデータベース・アプリケーションの使用可能な最小ID。 | 
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 | デフォルトの | 
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 | URLチェックサム用の一方向ハッシュの作成に使用されるアルゴリズムを定義します。有効な値は、MD5 (非推奨)、SH1 (SHA-1)、SH256 (SHA-2、256ビット)、SH384 (SHA-2、384ビット)、SH512 (SHA-2、512ビット)およびnullです。SHA-2アルゴリズムは、Oracle Database Release 12g以上でのみ使用できます。null値は、使用可能な最もセキュアなアルゴリズムと評価され、デフォルトです。 | 
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| CLONE_SESSION_ENABLED | 
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| CONTENT_CACHE_MAX_FILE_SIZE | ワークスペースごとのコンテンツ・キャッシュの個々のファイル・エントリ・サイズ制限。 | 
| CONTENT_CACHE_SIZE_TARGET | ワークスペースごとのコンテンツ・キャッシュのターゲット・サイズ。 | 
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 | インストール時のデータベースのホスト/サービス名を設定します。これが異なる場合、たとえばクローン・データベースでは、電子メールの送信が失敗します。Null値(デフォルト)を指定すると、すべてのチェックが無効になります。 | 
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 | 単一ページ・ビューのデバッグ・メッセージの最大数。デフォルトは | 
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 | アプリケーション・エクスポート・ファイル、Webシート・エクスポート・ファイル、スプレッドシート・データ・ロード・ファイルなどのアップロードされたファイルは、この数字の日数を過ぎると自動的に削除されます。デフォルトは | 
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 | Application Expressインスタンスのイメージ・ディレクトリへの完全なURLを指定します(イメージ・ディレクトリの後ろに末尾のスラッシュを含みます)。例:  この設定は、Oracle Application Expressのシステム生成電子メールに使用されます。 | 
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 | Oracle Application ExpressインスタンスへのURLを指定します(データベース・アクセス記述子の後に末尾のスラッシュを含めます)。例:  この設定は、Oracle Application Expressシステム生成の電子メールに使用されます。 | 
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 | HTTPヘッダー・ベースの認証のコールバック・プロシージャ名。デフォルトは | 
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 | 改行(chr(10))で区切られた、httpレスポンス・ヘッダーのリスト。Application Expressでは、ページのレンダリング前にこれらのヘッダーが各リクエストに書き込まれます。ヘッダー内の置換文字列 | 
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 | 簡易URLの解析時に無視されるパラメータ名のカンマ区切りリスト。デフォルトは次のとおりです。 
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 | プロキシ・サーバー(これを介してリクエストが到達する)のIPアドレスのカンマ区切りリスト。 | 
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 | すべてのアウトバウンドHTTPトラフィック用のプロキシ・サーバー。 | 
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 | インスタンス・プロキシが使用されないドメイン名のカンマ区切りリスト。 | 
| INSTANCE_TABLESPACE | 指定する場合は、すべての新規ワークスペースのデータベース・ユーザーが使用する表領域。 | 
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 | このフラグは、アプリケーションのアップグレードに影響します。デフォルトの | 
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 | ログイン失敗後の、時間の増加(秒単位)を決定するフラグ。 | 
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 | このメソッドは、ログインの失敗数をカウントします。 | 
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 | ログイン・ページに表示されるテキスト。このテキストにはHTMLを含めることができます。 | 
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 | アプリケーションごとに保持されるバックアップの最大数。デフォルトは25です。最大は30です。ゼロ(0)の場合、自動バックアップが無効になります。 | 
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 | 許可されるログイン失敗の最大回数。 | 
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 | 内部アプリケーションをアイドルにできる秒数。 | 
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 | 内部アプリケーションをアイドルにできる秒数。 | 
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 | 内部アプリケーションのセッションが存在できる秒数。 | 
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 | 各ワークスペースに対して許可されている外部へのWebサービス・リクエストの一定の24時間当たりの最大数。デフォルトは1000です。 | 
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 | パスワードの複雑性ルールに使用するアルファベット文字。アルファベット文字のデフォルトのリストは次のとおりです。 
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 | ワークスペース・ユーザー・パスワード用の一方向ハッシュの作成に使用されるアルゴリズムを定義します。有効な値は、MD5 (非推奨)、SH1 (SHA-1)、SH256 (SHA-2、256ビット)、SH384 (SHA-2、384ビット)、SH512 (SHA-2、512ビット)およびnullです。SHA-2アルゴリズムは、Oracle Database Release 12g以上でのみ使用できます。null値は、使用可能な最もセキュアなアルゴリズムと評価され、デフォルトです。 | 
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 | 以前使用したパスワードを同じユーザーが新しいパスワードとして再使用できないようにする日数を定義します。 | 
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 | パスワードの複雑性ルールに使用する記号。記号のデフォルトのリストには、!"#$%&()``*+,-/:;<=>?_などがあります。 | 
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 | ワークスペース管理者、開発者およびエンド・ユーザーのアカウント・パスワードで使用不可にする単語を、コロンで区切って入力します。これらの単語は、大/小文字のどの組合せでもパスワードに使用できません。 | 
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 | ワークスペース内のRESTfulサービスへのアクセスに使用される一意のURIパス接頭辞。パス接頭辞のデフォルト値は、ワークスペースの名前です。 | 
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 | デフォルトの | 
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 | 標準サポートまたは拡張サポートのいずれかを指定します。拡張サポートの場合は、Oracle BI Publisherの使用許諾が必要です。有効な値は次のとおりです。 
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 | プリント・サーバー変換エンジンのホスト・アドレス( | 
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 | プリント・サーバー・エンジンのポート( | 
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 | 有効な値は次のとおりです。 
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 | プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。次に例を示します。 /xmlpserver/convert | 
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 | このワークスペースに関連付けられた1つのセッションに許容された同時リクエストの数。 | 
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 | このワークスペースのセッションに許容された同時リクエストの数。 | 
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 | Application Expressインスタンス全体にHTTPSを強制する場合は、 | 
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 | デフォルトの | 
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 | Application Express開発環境および管理サービスへのアクセスを特定のIPアドレスの範囲に制限するには、IPアドレスのカンマ区切りリストを入力します。必要に応じて、ワイルドカードとしてアスタリスク( | 
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 | 設定すると、これはすべてのページ・イベントに使用されるリソース・マネージャ・コンシューマ・グループです。さらに特殊なグループをワークスペース・レベルで構成できます。 | 
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 | 強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 | 新旧パスワードに必要な差分の数を指定する正の整数または | 
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 | 強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 | 強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 | 強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 | 強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 |  強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 |  強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 |  強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 |  強力なパスワード・ルールが有効になっている( | 
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 | デフォルトのプロビジョニング・モードを決定します。デフォルトは | 
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 | デフォルトの | 
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 | 内部アプリケーションに対して警告が表示されるセッション・タイムアウトまでの秒数。 | 
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 | プロビジョニング・リクエストの承認やパスワードのリセットなど、電子メールを生成する管理タスクについて、送信元アドレスを定義します。 有効な電子メール・アドレスを入力します。次に例を示します。 
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 | SMTPサーバーのサーバー・アドレスを定義します。別のサーバーをSMTPリレーとして使用する場合は、このパラメータをそのサーバーのアドレスに変更します。 デフォルト設定: localhost | 
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 | メール・リクエスト用にSMTPサーバーが待機するポートを定義します。 デフォルト設定: 25 | 
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 | Application ExpressがSMTPサーバーに対して認証するために必要なパスワードを、パラメータ | 
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 | Application Expressによって、SMTPサーバーへの暗号化された接続を開くかどうかを定義します。暗号化は、データベース・バージョン11.2.0.2以降でのみサポートされます。以前のデータベースのバージョンでは、接続は暗号化されません。 
 
 
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 | Application ExpressがSMTPサーバーに対して認証するために必要なユーザー名を定義します(デフォルトはnullです)。データベース・バージョン11.2.0.2以降では、Application Expressは | 
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 | ソーシャル・サインインのコールバック・プロシージャ名。デフォルトは | 
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 | 個々のスクリプト結果で使用可能な最大許容サイズ。デフォルトは | 
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 | シングルサインオン・サーバーからのログアウトをトリガーするために、Application ExpressがリダイレクトするURLを定義します。Application Expressによって、 例:  | 
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 | すべての着信リクエストのデフォルトのデバッグ・レベル(null、1から9)を定義します。SQL Plusスクリプト | 
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 | 開発環境内の「ヘルプ」リンクからアクセスするヘルプおよびドキュメントの場所。デフォルトは、 | 
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 | 開発環境のホームページに表示されるテキスト。このテキストにはHTMLを含めることができます。 | 
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 | このパラメータにはHTTPリクエスト・ヘッダー名が含まれ、デフォルトは | 
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 | ビルダー認証スキームがApplication Expressでない場合に、ユーザー名の検証に使用する正規表現。デフォルトは次のとおりです。 ^[[:alnum:]._%-]+@[[:alnum:].-]+\.[[:alpha:]]{2,4}$ | 
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 | ファイル・システムでのウォレットへのパス。次に例を示します。 file:/home/<username>/wallets
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 | ウォレットに関連付けられているパスワード。自動ログイン・ウォレットには空またはnullの値を使用してください。 | 
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 | Webサービス・アクティビティ・ログのインスタンス全体の設定を制御します。 | 
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 | 24時間以内に、 | 
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 | ワークスペースにアップロードされるファイルの最大バイト数。ワークスペース・レベルの設定により、インスタンス・レベルの設定はオーバーライドされます。 | 
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 | スクリプト結果に割り当てられる最大領域。デフォルトは | 
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 | デフォルトの | 
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 | チーム開発ファイル("feature"、"bug"および"feedback"添付)のアップロード・ファイル当たりの最大サイズ。デフォルト値は15728640 (15 MB)です。使用可能なすべてのオプションは次のとおりです: 5 MB - 5242880 | 10 MB - 10485760 | 15 MB - 15728640 | 20 MB - 20971520 | 25 MB - 26214400 | 
親トピック: APEX_INSTANCE_ADMIN