7.1 ENABLE_DYNAMIC_GROUPSプロシージャ
このプロシージャは、現在のセッションでグループを有効にします。これらのグループは、Application Expressワークスペース・リポジトリに作成する必要はありませんが、LDAPリポジトリからロードすることも、信頼できるHTTPヘッダーから取得することもできます。ワークスペース・リポジトリに存在し、他のグループの付与先となっているグループを有効にすると、付与されたグループも有効になります。
Real Application Security (Oracle Database Release 12gで使用可能)が認証スキームに対して有効になっている場合、すべての動的グループがRAS動的グループまたは外部グループ(グループがdba_xs_dynamic_rolesに存在するかどうかに応じて)として有効です。
                  
このプロシージャは、認証後プロシージャなどで、認証時または認証直後にコールする必要があります。
構文
APEX_AUTHORIZATION.ENABLE_DYNAMIC_GROUPS (
    p_group_names IN apex_t_varchar2 );パラメータ
表7-1 ENABLE_DYNAMIC_GROUPSプロシージャのパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | グループ名の表。 | 
例
この例では、認証後プロシージャ内から、動的グループSALESおよびHRを有効にします。
                  
begin
   apex_authorization.enable_dynamic_groups (
       p_group_names => apex_t_varchar2('SALES', 'HR') );
end;参照:
APEX_WORKSPACE_SESSION_GROUPSおよびAPEX_WORKSPACE_GROUP_GROUPSを確認してください
親トピック: APEX_AUTHORIZATION