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- RESTデータ・ソースの編集または削除
17.4.3 RESTデータ・ソースの編集または削除
共有コンポーネントからRESTデータ・ソースを編集または削除します。
RESTデータ・ソースを編集または削除するには:
- 「RESTデータ・ソース」ページにナビゲートします。
- ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
- アプリケーションを選択します。
- アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
- 「データ・ソース」で、「RESTデータ・ソース」を選択します。
- 「RESTデータ・ソース」ページで、「RESTソース名」をクリックします。「RESTデータ・ソース」ページが表示されます。
- RESTデータ・ソースを削除するには、「削除」をクリックします。
ヒント:
RESTデータ・ソースは、Oracle Application Expressコンポーネントによって参照されていない場合にのみ削除できます。 - RESTデータ・ソースを編集するには、属性を編集します。
- 「RESTデータ・ソース」で、次の項目を指定します。
- 名前: このRESTデータ・ソースのわかりやすい名前を定義します。
- RESTデータ・ソース・タイプ: RESTデータ・ソース・タイプを決定します。
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簡易HTTP: 単純なHTTPデータ・フィードの場合は、このオプションを選択します。Application Expressでは、すべてのデータは最初のリクエストで返され、サーバーはサーバー側フィルタリング、順序付けまたはその他の拡張RESTサービス機能をサポートしないと想定されます。呼出しの詳細とパラメータはすべて手動で構成する必要があります。
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Oracle REST Data Services: Oracle REST Data Services (ORDS) RESTサービスの場合は、このオプションを使用します。これらのRESTサービスはOracle REST標準に準拠しており、
GET
、POST
、PUT
またはDELETE
操作が標準化されています。サーバー側フィルタリングと順序付けがサポートされます。Application Expressでは、レポートを委任することにより、これらの機能を活用できます -
Oracle REST Data Services (レガシー構文): Oracle REST Data Services (ORDS)の旧バージョンで実行されているサービスの場合は、このオプションを選択します。これらのサービスは、Oracle REST標準に完全には準拠していません。
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Oracle Cloud Applications (SaaS) REST Service: Oracle Cloud Applications (SaaS)で提供されるRESTfulサービスの場合は、このオプションを選択します。このWebサービス・タイプを使用して、Oracle SaaS REST ServicesをApplication Expressアプリケーションに統合します。Application Expressでは、これらのサービスのページ区切りがサポートされています。
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Oracle Cloud Infrastructure (OCI) REST Service: Oracle Cloud Infrastructureで提供されるRESTful Webサービスの場合は、このオプションを選択します。OCI REST Service (オブジェクト・ストアへのアクセスなど)をApplication Expressアプリケーションに統合する場合、このWebサービス・タイプを使用します。Application Expressでは、これらのサービスのページ区切りがサポートされています。
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- リモート・サーバー: このRESTデータ・ソースのリモート・サーバー・オブジェクトを選択します。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
- ベースURL: ベースURLが表示されます。
- URLパス接頭辞: URLパス接頭辞は、このRESTデータ・ソースに固有です。RESTデータ・ソース内のすべての操作のURLエンドポイントは、同じURLパス接頭辞を共有します。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
- 「認証」で、次の項目を指定します。
- 資格証明: 認証用の保存済資格証明を選択します。
- 「サブスクリプション」には、このモジュールをサブスクライブするRESTデータ・ソースがリストされます。
- 「データ・プロファイル」で、次のステップを実行します。
- 「データ・プロファイルの編集」をクリックして、RESTデータ・ソースのレスポンス(XMLまたはJSON)形式を解析して行および列に変換する方法を変更します。データ・プロファイル・ページが表示されます。
- 「データ・プロファイル」および「列」で、属性を編集します。「行セレクタ」は、行の集合を含むノードをポイントするXMLまたはJSONパス式を格納します。「列」は、1つの行を解析して複数の列に変換する方法を決定します。
- 「変更の適用」をクリックして、変更を保存します。
- 「データ・プロファイルの編集」をクリックして、RESTデータ・ソースのレスポンス(XMLまたはJSON)形式を解析して行および列に変換する方法を変更します。
- 「操作」で、次のステップを実行します。
「操作」には、外部Webサービス・ハンドラに関する実際の情報が含まれています。操作はデータベース操作にマップでき、これによりApplication Expressコンポーネントが正しい操作を取得できます。
- 「操作の追加」をクリックして、RESTデータ・ソース操作を追加します。「RESTソース操作」ページが表示されます。
- 「操作」で、次の項目を指定します。
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URLパターン: URLパターンは、Webサービス・エンドポイントURLの最後の部分です。URLパターンとHTTP操作(GET、POST、PUT、DELETE)の組合せによって、RESTデータ・ソース内の操作が識別されます。
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HTTPメソッド: REST Webサービスで実行するHTTP操作またはメソッド(GET、POST、PUT、DELETE)を定義します。
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データベース操作: このHTTP操作にデータベース操作を割り当てます。データベース操作は、Application ExpressコンポーネントがRESTデータ・ソースと連携するために重要です。
これらの属性の詳細および例についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
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- 「キャッシュ」で、次の項目を指定します。
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キャッシュ: Application Expressエンジンがサーバー側でRESTソース・レスポンスをキャッシュする方法を選択します。キャッシュを使用できる場合、コンポーネントは、Webサービスから再度フェッチするのではなく、キャッシュされた結果に基づいてレンダリングされます。HTTP GETリクエストのみがキャッシュされ、コストのかかるHTTPリクエストが削減されます。この機能は、ブラウザのキャッシュ機能とは無関係です。
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次の場合に無効化: キャッシュされたコンテンツが無効になるタイミングを指定します。分数またはDBMS_SCHEDULERカレンダ文字列を指定します。後者の場合、キャッシュされたコンテンツが、正時、午前0時または特定の時点で無効になるように決定します。
これらの属性の詳細および例についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
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- 「詳細」で、次の項目を指定します。
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固定ページ・サイズ: RESTサービスのページ区切りウィンドウのサイズを入力します。
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すべての行のフェッチを許可: Application Expressコンポーネントがすべての行をフェッチし、RESTソース操作から複数のHTTPリクエストを実行できるかどうかを指定します。
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操作コメント: 開発者のコメントを入力します
これらの属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
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- 「変更の適用」をクリックします。
- 「操作の追加」をクリックして、RESTデータ・ソース操作を追加します。
- 「パラメータ」で、次のステップを実行します。
HTTPリクエスト・ヘッダーを渡すか、動的URLを使用するか、リクエスト本文を使用する場合は、これらのパラメータを使用します。パラメータ、そのタイプ、デフォルト値および方向が「RESTデータ・ソース・パラメータの編集」ページで宣言されている場合、Application Expressコンポーネントはそれを参照できます。
- 「パラメータの追加」をクリックしてRESTデータ・ソース・パラメータを構成します。
- 「パラメータの追加」をクリックします。
- 「サブスクリプション」は、このRESTデータ・ソースがコピーであるかどうかを示します。
- 「詳細」で、次の項目を指定します。
- 静的ID: 静的IDを使用して、APIコールでRESTデータ・ソースを参照します。
- ECIDを渡す: エンドツーエンドのトレースのために実行コンテキストID (ECID)を外部Webサービスに渡すかどうかを示します。
- HTTP転送のタイムアウト: タイムアウト値を秒数で指定します。このRESTデータ・ソース値に対するHTTPリクエストがタイムアウト値を超えると、エンド・ユーザーにエラー・メッセージが表示されます。これは、応答しないWebサービスによってページが応答しなくなるのを回避するためです。
- コメント: コメントまたはノートを入力します。
- 変更を保存するには、「変更の適用」をクリックします。
親トピック: RESTデータ・ソースの管理