24.8 エクスポート・ファイルのインポート

エクスポート・ファイルを作成したら、ターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートします。

ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でインストールすることもできます。

特定のリリースで作成されたアプリケーションを以前のバージョンにインポートすることはできません。一般的に、常にアプリケーションをインポートしてから関連ファイルをインポートします。

ヒント:

カスタム・アプリケーションを作成すると、アプリケーションのデプロイに必要なステップを単純化できます。

24.8.1 アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートのインポート

インポート・ページで、アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートをインポートします。

アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. Application Expressインスタンスにサインインします。
  2. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  3. インポート時:
    1. ドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「データベース・アプリケーション」、「ページ」または「コンポーネントのエクスポート」を選択します。
    3. ファイルの文字セット - ファイルの文字セットが正しいことを確認します。
    4. 「次」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でこのファイルをインストールすることもできます。

  4. ファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

    アプリケーションのインストール・ウィザードが表示されます。

  5. インストール・ウィザードで、次のようにします。
    1. 解析対象スキーマ - スキーマを選択します。インストールが正常に完了した後で、アプリケーションの所有者を設定するために使用されます。
    2. ビルド・ステータス - アプリケーションのビルド・ステータスを設定します。オプションは次のとおりです。
      • アプリケーションの実行のみ: ユーザーはアプリケーションの実行のみ可能です。

        「アプリケーションの実行のみ」の選択は、他の開発者がアプリケーションを変更できないようにするために効果的な方法です。

      • アプリケーションの実行および構築: ユーザーはアプリケーションの実行を、開発者はアプリケーションの実行および編集を行うことができます。

      ヒント:

      「アプリケーションの実行のみ」を選択した場合、管理サービスにサインインしてアプリケーションをインポートした後にのみ、この設定を変更できます。

    3. 次のアプリケーションとしてインストール - オプションがあります。
      • 新規アプリケーションIDを自動割当て - 新しいアプリケーションIDが作成されます。

      • エクスポート・ファイルからアプリケーションIDを再利用 - 既存のアプリケーションIDが使用されます。

      • アプリケーションIDの変更 - 新しいアプリケーションIDを指定します。

      すべてのApplication Expressワークスペース間で一意のアプリケーションIDを指定する必要があります。

    4. 「アプリケーションのインストール」をクリックします。
    アプリケーションがインストールされます。
  6. 適切なオプションを選択します。
    • アプリケーションのアップグレード
    • アプリケーションの編集
    • アプリケーションの実行

関連項目:

『Oracle Application Express管理ガイド』デプロイ時のアプリケーションのビルド・ステータス・セットの変更に関する項

24.8.2 アプリケーションおよびアプリケーション・グループのインポートについて

アプリケーション・グループはアプリケーションとともにエクスポートされます。アプリケーションのエクスポートには、グループID、名前およびコメントが含まれます。

アプリケーションをインポートするときは、次のルールに従ってアプリケーションのインポートが行われます。

  • インポートの際、アプリケーションはIDが一致すれば既存のグループを使用します。

  • ターゲット・システム上に同じIDを持つアプリケーション・グループが存在しない場合は、アプリケーションのインポートで同じ名前を持つ別のグループIDが検索されます。名前の一致が検出されたら、このアプリケーション・グループ名に応じたIDを使用してアプリケーションがインポートされます。

  • ターゲット・システムの既存のアプリケーション・グループとIDも名前も一致しない場合、新しいアプリケーション・グループが作成されます。新しいアプリケーション・グループは、IDがOracle Application Expressインスタンスで使用されていない場合、そのアプリケーション・グループIDを使用します。グループIDが使用されている場合、新しいIDが生成されます。

24.8.3 テーマのインポート

インポート・ページで、テーマのエクスポートをインポートします。

テーマのエクスポートをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. Application Expressインスタンスにサインインします。
  2. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  3. インポート時:
    1. ドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「エクスポート済のテーマ」を選択します。
    3. ファイルの文字セット - ファイルの文字セットが正しいことを確認します。
    4. 「次」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でこのファイルをインストールすることもできます。

  4. ファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。

    アプリケーションのインストール・ウィザードが表示されます。

  5. 「テーマのインストール」をクリックします。

24.8.4 プラグインのインポート

インポート・ページでプラグインのエクスポートをインポートします。

プラグインのエクスポートをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. Application Expressインスタンスにサインインします。
  2. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  3. インポート時:
    1. ドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「プラグイン」を選択します。
    3. ファイルの文字セット - ファイルの文字セットが正しいことを確認します。
    4. 「次」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でこのファイルをインストールすることもできます。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  5. インストール時:
    1. インストールするアプリケーション - ターゲット・アプリケーションを選択します。プラグインは、同じアプリケーションまたは別のアプリケーションにインストールできます。

      ヒント:

      現在のアプリケーションにプラグインをインストールすると、新しいプラグインは同じプラグイン名を持つ既存のプラグインを上書きします。インストールが成功すると、プラグインのインストールは永続的になります。エラーが発生した場合、アクションはロールバックされ、永続的な変更は行われません。
    2. 「プラグインのインストール」をクリックします。

24.8.5 ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインポート

インポート・ページのユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポートをインポートします。

ユーザー・インタフェースのデフォルトの表ディクショナリ・エクスポートは、ワークスペースにプロビジョニングされている任意のスキーマにインストールできます。表ディクショナリ・エクスポートをインストールすると、以前のデフォルト値は上書きされます。ユーザー・インタフェースのデフォルトの属性ディクショナリのインポートでは、検出された一致する属性定義は置換されますが、エクスポートに含まれていない既存の属性定義は削除されません。インストールが完了すると、ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインストールは永続的になります。エラーが発生した場合、アクションはロールバックされ、永続的な変更は行われません。

ユーザー・インタフェースのデフォルト値のエクスポートをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. Application Expressインスタンスにサインインします。
  2. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  3. インポート時:
    1. ドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値」を選択します。
    3. ファイルの文字セット - ファイルの文字セットが正しいことを確認します。
    4. 「次」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でこのファイルをインストールすることもできます。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  5. 「ユーザー・インタフェースのデフォルト値のインストール」をクリックします。

24.8.6 チーム開発フィードバックのインポート

インポート・ページでチーム開発フィードバックのエクスポートをインポートします。

チーム開発フィードバック・エクスポートをインポートするには、次のステップを実行します。

  1. Application Expressインスタンスにサインインします。
  2. 次のように、インポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「インポート」をクリックします。
  3. インポート時:
    1. ドラッグ・アンド・ドロップするか、ファイルにナビゲートします。
    2. ファイル・タイプ - 「チーム開発のフィードバック」を選択します。
    3. ファイルの文字セット - ファイルの文字セットが正しいことを確認します。
    4. 「次」をクリックします。

      ファイルをインポートすると、ファイルをインストールするオプションが含まれています。エクスポート・リポジトリにナビゲートして、後でこのファイルをインストールすることもできます。

  4. インポートしたファイルをインストールするには、「次へ」をクリックします。
  5. 「フィードバックのインポート」をクリックします。