NoSQL Databaseターゲットの追加

ストレージ・ノード・エージェント(SNA)が実行中である各ホストでプラグインの検出プログラムを実行し、監視ターゲットとしてストアのコンポーネントを追加します。

NoSQL Databaseターゲットを追加するには、次のステップを実行します。

  1. 「Setup」メニューから「Add Targets」を選択し、「Add Targets Manually」を選択します。
    ターゲットの手動追加
  2. 「Add Targets Manually」ページで「Add Targets Guided Process」を選択します。
    Add Using Guided Process
  3. 「Target Types」ドロップダウン・リストで「Discover NoSQL SNA System Targets」を選択します。
    NoSQL SNAシステム・ターゲットの検出
  4. 検出プログラムを実行できるエージェントを選択します。プログラムの最初のページにある「Choose Agent」(Select Agent to Run Discovery On)を使用すると、使用可能なすべてのEMエージェントのリストが表示されます。
    使用可能なすべてのEMエージェントがリストされます
    Select Agent to Run Discovery On
  5. 「Next」をクリックします。これにより、「Components」(Manage NoSQL Database Targets: Select Store Components)ページに移動します。ここでは、エージェントのホストで検出されたNoSQL Databaseコンポーネントがすべて表示されます。検出されるには、検出プログラムの実行時にSNAが実行中である必要があります。SNAの構成により、レプリケーション・ノードおよび管理など、SNAの管理対象コンポーネントがレポートされます。
    Manage NoSQL Database Targets: Select Store Components

    コンポーネントごとに、次の2つの属性がリストされます。

    • Discovered

    • Currently Managed

    各属性の値は「Yes」または「No」となります。検出されたコンポーネントごとに、次の2つのうちいずれかの操作が可能です。

    • add target

    • remove target

    操作はチェック・ボックスによって有効になります。チェック・ボックスの状態によって、コンポーネントに対する推奨操作が示されます。

    • ボックスが選択されている場合、操作は推奨されています。ユーザーは、ボックスを選択または選択を解除することで、推奨操作を上書きできます。

    • コンポーネントの「Discovered」が「YES」である場合、そのコンポーネントのインスタンスがホスト上に検出されたことを意味します。

    • コンポーネントの「Currently Managed」が「YES」である場合、そのコンポーネントがEMによって監視されるようすでに構成済であることを意味します。

    • コンポーネントが「Discovered」であり、「Currently Managed」でない場合、これはターゲットとして追加される候補です。こうしたコンポーネントの場合、可能な操作は「add target」であり、これは推奨操作です。

    • コンポーネントが「Discovered」で、かつ「Currently Managed」である場合、コンポーネントはすでに検出されており、監視ターゲットとして追加済であることを意味します。こうしたコンポーネントの場合、可能な操作は「remove target」ですが、検出レポートはEMの構成と同期しているため、推奨操作はなにもしないことです。

    • コンポーネントが「Currently Managed」であり、「Discovered」でない場合、エージェントのホスト上で予想外に検出されなかったコンポーネントを監視するようEMが構成されていることを意味します。これは、コンポーネントがホスト上にすでに存在しないか、またはストレージ・ノード・エージェントが一時的に使用不可であることを反映している可能性があります。こうしたコンポーネントの場合、推奨操作は「remove target」です。

    ノート:

    多くの場合、デフォルトの推奨操作は正しい操作であり、チェック・ボックスを変更する必要はありません。

  6. 「Components」ページで必要な構成が設定されたら、「Next」をクリックします。これにより、「Confirm」(Manage NoSQL Database Targets: Confirm Changes)ページに移動し、選択したすべての操作のリストが示されます。
    「Confirm Changes」ページ
  7. 「Next」をクリックし、「Summary」(Add SNA Targets: Apply Changes)ページに移動します。各操作の成功または失敗のレポートが表示されます。
    ページの終了
  8. この時点で、検出を終了するか、ページ最上部近くの「Choose Agent」をクリックしてプログラムの最初のページに戻り、新規エージェントについて検出を再開および実行できます。

    ストアのすべてのコンポーネントが検出および追加されると、EMのストア・トポロジのモデルが完成します。