Oracle Enterprise Manager (OEM)プラグインについて

Oracle NoSQL Database内のストアの監視は、ネイティブ・コマンドライン・インタフェース(CLI)により実行できます。監視データはJava Management Extensions (JMX)インタフェースを通じて使用できるため、お客様はそれぞれ独自の監視ソリューションを構築できます。監視データの詳細は、標準化されたインタフェース監視を参照してください。

現在のリリースでは、Oracle Enterprise Manager (OEM)とOracle NoSQL Databaseを統合すると、デプロイ済ストアを検出および監視するためのグラフィカル管理インタフェース・ツールとなります。

Oracle NoSQL DatabaseとOEMの統合は、主にEMプラグインの形式になります。このプラグインを使用すると、Oracle NoSQL Databaseストア・コンポーネント、その可用性、パフォーマンス・メトリックおよび操作パラメータをEnterprise Managerから監視できるようになります。このプラグインの現在の12.1.0.9.0バージョンは、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlの複数のバージョン(EM 13.xバージョン)と互換性があります。Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドを参照してください。

ノート:

ストレージ・ノード・エージェント(SNA)が検出および監視されるためには、JMX用に構成する必要があります。デフォルトではJMXは無効となっています。show parametersコマンドを発行し、mgmtClassパラメータのレポート値をチェックすることで、デプロイ済のSNAでJMXが有効かどうかがわかります。この値がoracle.kv.impl.mgmt.jmx.JmxAgentでない場合、planコマンドのchange-parametersを発行してJMXを有効にする必要があります。

次に例を示します。

plan change-parameters -service sn1 -wait \
-params mgmtClass=oracle.kv.impl.mgmt.jmx.JmxAgent

また、EMエージェント・プロセスには、$KVROOTのコンテンツに対する読取り権限が必要です。