10 標準化されたインタフェース監視

管理CLIが提供するネイティブ監視に加えて、Oracle NoSQL Databaseでは、Java Management Extensions (JMX)エージェントをオプションで監視に使用できます。これらのエージェントは、ステータス、パフォーマンス・メトリックや、ストレージ・ノードおよびその管理対象サービス(レプリケーション・ノードおよび管理インスタンスを含む)の操作パラメータに関する情報について、管理クライアントでポーリングできるインタフェースを各ストレージ・ノード上で提供します。JMXを使用してアービタ・ノードを監視することもできます。

これらの管理エージェントは両方とも、いずれかのサービスのステータス変更や、事前に設定されたパフォーマンス制限の違反について、通知をプッシュするようにも構成できます。

JMXインタフェースは、Community EditionまたはEnterprise Editionで有効にできます。

JMXサービスは3種類のコンポーネントに対するMBeansを公開します。これらのMBeansはパッケージoracle.kv.impl.mgmt.jmx内のJavaインタフェースのStorageNodeMBean、RepNodeMBeanおよびAdminMBeanです。各コンポーネントに対してレポートされるステータスの詳細は、これらのインタフェースのjavadocを参照してください。

ノート:

JMXの安全な使用の詳細は、セキュリティ・ガイドJMXを安全に使用するためのガイドラインを参照してください。