Java Management Extensions (JMX)

Oracle NoSQL DatabaseのJMXエージェントは読取り専用インタフェースです。これらのインタフェースでは、ストレージ・ノード、およびストレージ・ノードがホストするすべてのレプリケーション・ノードまたは管理に関する情報についてストレージ・ノードをポーリングできます。ポーリングから提供される情報には、サービス・ステータス(RUNNING、STOPPEDなど)、操作パラメータおよびパフォーマンス・メトリックが含まれます。

また、JMXエージェントは、特定のイベントについてイベント・トラップおよび通知を配信します。たとえば、JMXは、サービス・ステータスの状態が変化するたびに通知を送信したり、ストアで超過したパフォーマンス制限について通知を送信します。

JMX監視の有効化

ストレージ・ノードごとに監視を有効にするには、次の2つの方法があります。
  • ブート構成ファイルで行う。

  • mgmtClassパラメータを変更する。

ブートファイル

ストレージ・ノードのブート構成ファイルでJMXを有効にすることを指定できます。

ノート:

-mgmt jmxを指定すると、ストレージ・ノードのJMXエージェントは、ストレージ・ノードが管理する他のすべてのRMIサービスに使用しているものと同じポート番号でRMIレジストリを使用します。

ストレージ・ノード・パラメータの変更

ストアをデプロイした後にJMXを有効にするには、ストレージ・ノード・パラメータmgmtClassを変更します。

mgmtClassパラメータ値には、次のいずれかのクラス名を指定できます。

  • JMXを有効にする場合:

    oracle.kv.impl.mgmt.jmx.JmxAgent
  • JMXを無効にする場合:

    oracle.kv.impl.mgmt.NoOpAgent

Oracle NoSQL Database MBeansの表示

JConsoleなどの監視ツールでOracle NoSQL Database JMX MBeansを表示できます。JConsoleで、「Remote Process」オプションを使用し、表示する各ストレージ・ノードのホスト名とレジストリ・ポートを使用して接続します。

ノート:

「Local Process」オプションを選択してOracle NoSQL Databaseに接続しないでください。

たとえば、次の場合、JConsoleの「New Connection」ウィンドウで、「Remote Process」オプションを選択し、localhost:5000を指定してOracle NoSQL Databaseに接続します。

JConsoleの画面およびMbeans