ストア・ターゲット

ストア・ターゲット名は、NoSQL Database CLIの"configure"コマンドで構成されたストア名となります。詳細は、「configure」を参照してください。EMの指定インスタンスによって監視されるNoSQL Databaseのすべてのインスタンス間で、この名前が一意である必要があります。

ストアのメンバー・コンポーネントのターゲット名は、ストア名にコンポーネントIDが追加されて構成されます。たとえば、myStoreというストアにおいて、IDが"sn1"であるストレージ・ノード・エージェントのターゲット名は"myStore-sn1"、IDが"rg1-rn1"であるレプリケーション・ノードのターゲット名は"myStore-rg1-rn1"などとなります。アンデプロイされたStorageNodesはUNREGISTERED-hostname-portとなり、たとえばUNREGISTERED-example1.example.com-5050のようになります。ストアのコンポーネントの追加後は、EMのホーム・ページの右上部分にある「Search Target Name」ボックスでストア名を検索して、ストアを表すページを検索できます。Targets->All TargetsまたはTargets->Systemsを使用して検索することもできます。

「Store」ページ

いずれかのリストでストア名をクリックすると、そのストアのターゲット・ページに移動します。

  • このページには2つの大きなグラフがあり、次が示されます。

    • Average Latency Averaged over all Replication Nodes in the Store

    • Total Throughput for all Replication Nodes

    「Store」ページのグラフ
  • 右下に、「Undeployed Storage Node」エージェントのリストがあります。

  • 中央下には、ストアに関連する「Incidents and Problems」のリストがあります。

  • ページの左側には、「Store Navigation」パネルがあります。このパネルでは、ストアのトポロジが次の3通りの方法で示されます。

    • タイプ

      「By Types」では、ターゲット・タイプ別にターゲットがグループ化されます。そのため、すべてのレプリケーション・ノード、すべてのストレージ・ノード、などのように、それぞれまとめてリストされされます。

    • StorageNodes

      「By StorageNodes」では、「Store」->「Storage Node」->「Replication Node」の階層が表示されます。各レプリケーション・ノードはストレージ・ノード・エージェントによって管理され、常に同じホスト上にあります。ストレージ・ノード・エージェントは複数のレプリケーション・ノードを管理できますが、これはナビゲーション・パネルのツリー・レイアウトに反映されます。

    • シャード

      「By Shards」では、Store->Shard->Replication Nodeの階層が表示されます。

      ストア・ナビゲーション・パネル
  • ナビゲーション・パネルの各コンポーネントのステータスは「up」、「down」または「unknown」であり、そのコンポーネントのターゲット・ページ(「Home Page」というラベル付き)へのリンクが示されます。ターゲットについて初回のレポートがまだ行われていない場合、またはOMSがEMエージェントに接続できない場合、ステータスは「unknown」となる可能性があります。

  • 「Store」ページ(メニュー項目「Members」->「Topology」を選択)では、「Configuration Topology」の概要として、ストアのレイアウトがグラフで表示されます。

    「Configuration Topology」の概要

「Storage Node」ページ

「Storage Node」ページでは、「Average Latency」および「Throughput」という同じグラフが表示されます。グラフには、ストレージ・ノードによって管理されるレプリケーション・ノードの集計情報が示されます。グラフは、レプリケーション・ノードごとに1つの線を引くことで個別のシリーズを示します。あるいは、シリーズを組み合せて1つの線にすることができます。グラフの下にあるラジオ・ボタンを使用して選択します。

このページには、ストレージ・ノード・エージェントの操作パラメータも表示されます。

「Storage Node」ページ

「Shard」ページ

「Shard」ページは、「Storage Node」ページと類似しています。複数のレプリケーション・ノードから収集されたメトリックが示されます。これらのレプリケーション・ノードは、シャードのレプリケーション・グループの役割を果たすノードです。

「Shard」ページ

「Replication Node」ページ

「Replication Node」ページには、単一レプリケーション・ノードのメトリックが示されます。このページには、レプリケーション・ノードの操作パラメータも表示されます。

「Replication Node」ページ

このページでは、Replication Node->Monitoring->All Metricsを選択して各種メトリックを表示できます。また、様々な時間範囲も表示されます。

時間範囲メトリック
「All Metrics」ページ

ここでは、レプリケーション・ノードから収集された多数のメトリック値のどれでも検証し、グラフ化できます。