9.2.1.3.5 操作タイプ

操作タイプ(optype)を使用して、Oracle GoldenGate証跡への書込み時に操作が挿入、更新、削除のいずれであるかが決定されます。特定の操作の操作タイプ値は、各操作タイプに定義された値と照合されます。

各操作タイプについてOracle GoldenGate証跡に書き込まれるデータは、Extractの構成によって異なります。

  • 挿入

    • すべての列のアフター値が証跡に書き込まれます。

  • 更新

    • デフォルト - キーのアフター値が書き込まれます。ビフォア値が存在し、比較可能な場合、変更された列のアフター値が書き込まれます。ビフォア値がない場合、すべての列が書き込まれます。

    • NOCOMPRESSUPDATES - すべての列のアフター値が証跡に書き込まれます。

    • GETUPDATEBEFORES - ビフォア値が存在し、比較可能な場合、変更された列のビフォア値とアフター値が証跡に書き込まれます。ビフォア値がない場合、アフター値のみが書き込まれます。

    • NOCOMPRESSUPDATESGETUPDATEBEFORESの両方が含まれ、ビフォア値が存在する場合、すべての列のビフォア値とアフター値が証跡に書き込まれます。

  • 削除

    • デフォルト - すべてのキーのビフォア値が証跡に書き込まれます。

    • NOCOMPRESSDELETES - すべての列のビフォア値が証跡に書き込まれます。

キーのビフォア値が存在し、アフター値と一致しない場合、主キー更新操作も生成されます。