9.2.4.2 XML解析ルール

XMLのスタイルに関係なく、解析プロセスは次の事項を決定する必要があります。

  • トランザクション境界

  • 次のような操作エントリとメタデータ

    • 表名

    • 操作タイプ

    • タイムスタンプ

  • 次のような列エントリとメタデータ

    • 列名または索引のいずれか。両方が指定されている場合、システムは、指定されたデータを含む列の名前が指定された名前かをチェックします。

    • 列のビフォア値またはアフター値(両方の場合も)。

これは、相互に関係のあるルールのセットを介して行われます。処理される各タイプのXMLメッセージに対して、必要なデータの取得に使用されるルールを指定します。指定されたこれらの各ルールに対し、次の目的のプロパティを追加します。

  • トランザクション、操作または列ルール・タイプとしてルールを指定します。どのタイプのルールも、指定された名前とタイプが必要です。

  • 処理されるドキュメントに対してルールがアクティブかどうかを確認するために照合するXPath式を指定します。これはオプションです。定義されていない場合、パーサーは親ルールのノードを照合し、これが最初のルールの場合はドキュメント全体を照合します。

  • リストされた順で処理される詳細ルール(subrules)をリストします。有効なsubrulesは、ルール・タイプによって決まります。Subrulesはオプションです。

次の例では、最上位レベルのルールはgenericruleと定義されています。これは、transactionタイプ・ルールです。そのsubrulesopruleで定義され、このタイプはoperationです。

xmlparser.rules=genericrule
xmlparser.rules.genericrule.type=tx
xmlparser.rules.genericrule.subrules=oprule
xmlparser.rules.oprule.type=op