1.3.5.5.2 Oracle WebLogic Serverでのグラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションのデプロイ

次の手順は、Oracle WebLogic Server 12.2.1.3にグラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションをデプロイするためのものです。必要に応じて、異なるバージョンのWeblogic Serverに対してわずかな変更を加える必要がある場合があります。

  1. Oracle Software Delivery CloudからOracle Graph Webapps zipファイルをダウンロードします。このファイルには、すぐにデプロイできるJava Webアプリケーション・アーカイブ(.warファイル)が含まれます。ファイル名は、oracle-graph-webapps-<version>.zipのようになります
  2. 選択したディレクトリに、このファイルを解凍します。
  3. Oracle WebLogic Serverにグラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションをデプロイするための.warファイルを見つけます。これは、ネーミング・パターン(graphviz-<version>-pgviz<graphviz-version>-wls)に従います
  4. Webアプリケーション・デプロイメント・ディスクリプタの説明に従って、WEB-INF/web.xmlファイルを編集することにより、グラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションを構成します。
  5. WebLogic Serverを起動します。
    # Start Server
    cd $MW_HOME/user_projects/domains/base_domain
    ./bin/startWebLogic.sh
  6. トンネリングを有効にします。

    グラフ・ビジュアライゼーション・アプリケーションWARファイルをHTTP経由でデプロイできるようにするには、最初にトンネリングを有効にする必要があります。WebLogic管理コンソール(デフォルトではhttp://localhost:7001/console)に移動します。「環境」(左パネル)→「サーバー」(左パネル)を選択します。グラフ・ビジュアライゼーションを実行するサーバーをクリックします(メイン・パネル)。選択し(上部タブ・バー)、「トンネリングの有効化」を選択して「保存」をクリックします。

  7. graphviz-<version>-pgviz<graphviz-version>-wls.warファイルを再構築してデプロイします。

    再パッケージ化したWARファイルをWebLogic Serverにデプロイするには、次のコマンドを使用して、<<...>>マーカーを、インストールに一致する値に置き換えます。

    cd $MW_HOME/user_projects/domains/base_domain
    source bin/setDomainEnv.sh
    java weblogic.Deployer -adminurl <<admin-console-url>> -username <<admin-user>> -password <<admin-password>> -deploy -upload <<path/to>>/graphviz-<<version>>-pgviz<<graphviz-version>>.war

    アンデプロイするには、次のコマンドを使用できます。

    java weblogic.Deployer -adminurl <<admin-console-url>> -username <<admin-user>> -password <<admin-password>> -name <<path/to>>/graphviz-<<version>>-pgviz<<graphviz-version>>.war -undeploy

    デプロイメントをテストするには、ブラウザを使用してhttps://<<fqdn-ip>>:<<port>>/uiにナビゲートします。

    ブラウザによって、資格証明(ユーザー名とパスワード)の入力を求められます。ログインすると、グラフ・ビジュアライゼーション・ユーザー・インタフェース(UI)が表示され、PGXからグラフが取得されます。