1.3.5.1 Javaクライアントのインストール

Javaクライアントをインストールするための前提条件は次のとおりです。
  • Unixベースのオペレーション・システム(Linuxなど)またはmacOSやMicrosoft Windows
  • Oracle JDK 11
  1. Oracle Software CloudからOracle Graph Client 21.2をダウンロードします。
  2. 選択したディレクトリに、このファイルを解凍します。
  3. 自己署名サーバー証明書を信頼するようにクライアントを構成します。詳細は、自己署名証明書を信頼するためのクライアントの構成を参照してください。
  4. 次に示すように、Javaのグラフ・シェルを使用してグラフ・サーバー(PGX)に接続します。
    cd <CLIENT_INSTALL_DIR>
    ./bin/opg4j --base_url https://<host>:7007 --username <graphuser>
    

    前述のコードで:

    • <CLIENT_INSTALL_DIR>: シェル実行可能ファイルが置かれているディレクトリ。

      ノート:

      シェル実行可能ファイルは、通常、サーバーのインストール後は/opt/oracle/graph/binにあり、クライアントのインストール後は<CLIENT_INSTALL_DIR>/binにあります。
    • <host>: サーバー・ホスト
    • <graphuser>: データベース・ユーザー

      データベース・パスワードの入力を要求されます。

    ノート:

    デフォルトのグラフ・サーバー(PGX)ポートは7007です。必要に応じて、server.confファイルのポート構成を変更して、別のポートでリスニングするようにグラフ・サーバーを構成できます。詳細は、インメモリー・グラフ・サーバー(PGX)の構成を参照してください。

    Javaシェルが起動し、次に示すコマンドライン・プロンプトが表示されます。

    For an introduction type: /help intro
    Oracle Graph Server Shell 21.2.0
    Variables instance, session, and analyst ready to use.
    opg4j>

    Javaクライアントの詳細は、対話型グラフ・シェルを参照してください。